BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

自作キーボードの沼を覗いた👀~社内アドベントカレンダーの様子をお伝えします!

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社内アドベントカレンダー、2020年も盛り上がりました!

BIGLOBEでは2006年から社内ブログを運用し続けています。社内ブログは社内の誰でも書くことができ、社内ポータルサイトの一番目立つところに最新記事が表示されます。社内のお知らせに利用する人、ただ単に面白かったことを社内に共有する人など、様々な使い方がされています。

そんな社内ブログが一番盛り上がるのは12月です。それは社内アドベントカレンダーというイベントが開催されるからです。

もともとのアドベントカレンダーは、12月1日から25日のクリスマスの日までの専用のカレンダーです。25個の窓の中に、お菓子やおもちゃが隠されていて、一日ずつその窓を開けて、中のものを楽しむ使い方をします。その習わしをもとにしたブログ企画がITエンジニア界隈で定着しているアドベントカレンダーです。25日分のカレンダーを準備し、参加者が持ち回りで1日1記事を公開していきます(BIGLOBEの社内アドベントカレンダーは平日のみのカレンダーでやっています)。

zine.qiita.com

2014年からは開発部門の有志から始まった企画は徐々に参加者が増え、2020年は5つのカレンダーが立ち上がり、開発部門・ビジネス部門関係なくたくさんの記事が集まりました!テーマを決めているカレンダーもあれば、どんな内容でも良いカレンダーもあります。

そんな社内アドベントカレンダーに、外出自粛中の趣味としてハードウェアネタを投稿してくれた始関さんの記事をご紹介します。社内の雰囲気を感じていただければ幸いです!

自作キーボードの沼を覗いた👀

基盤本部ネットワーク技術部というところにいる、始関(しせき)といいます。

今は主にVirtual Private Network(VPN)の業務を担当しています。

自作キーボードって?

パソコンで文字を打つあのキーボードを自分で作ってしまおうというものです。

自作といってもキットがあって、遊舎工房さんのようなお店で簡単に手に入れることができるので、はんだ付けと基本的なPC操作ができれば作れます。

基板の設計から始める、いわゆる「ガチ勢」と呼ばれる方々もいて、市販されているキットの多くはそういった人たちが設計したものとなっています。

今回は、作り方には言及せずに特徴とか作ったものとかを初心者なりに紹介してみようかと思います。

(技術的な話を期待されていたかたがいたらゴメンナサイ)

おすすめしたい理由

自作といっている通り、自由度が非常に高いです。

市販のキットでもキー配列や押した感触を好きなように変えられますし、ちょっと改造してUSBハブをつけたりすることもできます。

キー配列については、基板や配線をいじることなくソフトウェアだけで簡単に好きなレイアウトを作れます。この点だけでもおすすめできます。

作ってみたもの

初心者なので、いきなりフルサイズのものは作らずに、部品数が少なくキットの値段も手頃なテンキーを作ってみました。

まずは作りたいものを決めます。

場所をとりたくない、PCは左側にある、マウスのレシーバーをつけたい……ということで、要件は以下としました。

  • クレジットカードくらいのフットプリント
  • 横長で左からケーブルを出す
  • USBハブ機能

探してみたところ、「Shiro」という15キーのキットが一番近そうだったので、これの厚みをかさ増ししてUSBハブを足してみます。

キーボードキット + キー15個 + キー印字シール + USBハブ基板で6000円くらいになりました(シールが意外と高かった……)。

完成したものがこちらです。

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数字キー・BackSpace・Enterだけにして省スペースを実現。記号は左上(7の左)と同時押しで入力するようにしました。

左端にある無刻印の列は機能切替です。

  • 上: テンキー
  • 中: マウス操作
  • 下: コピペなどのよく使うキー

としています。

普段使っているキーボードの下にちょうど収まるなと思いついて、角材を切ってリストレスト(パームレスト)を作りはめこんでみました。

USキーボードなので日本語切替がめんどくさかったのですが、コピペモードの7を英数に、9をかなにしてMac風の操作ができるようにしてみたら快適になりました。

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作った感想

キー配列を自由に作れる、という部分に特に魅力を感じました。

工夫すれば、PCにはJISキーボードとして認識されるUS配列のキーボードとか作れそうです(実際に、そういう作例もあるようです)。

今度作るときは全キーそろったキーボードを作ってみたいですね。

いかがでしたか?

社内アドベントカレンダーから始関さんの記事をご紹介しました💪

ITエンジニアが一生の中で一番多く触れる道具がキーボードですよね!始関さんによると、CtrlキーやEscキーの位置を変えることはもちろん、打鍵音や押し込みやすさをキーによって変えることも可能とのことで、自作キーボードの趣味がハマると抜けられないほど楽しい「沼」であることが良く伝わってきました!

また、自宅で使う道具への強いこだわりは、仕事においても効率性の向上や知識の深耕につながっているのでは?と感じることができました。いきなりフルキーボードに取り組むのではなく、小さくテンキーからはじめるところも、新しいことに取り組む姿勢として大事だと思いました。

皆さんの愛情やこだわりがあふれる社内アドベントカレンダー、とっても盛り上がっています🙌

こんな風に社内でもワイワイやっているBIGLOBEで働きたい方を大募集しています!カジュアル面談も実施していますので、どうぞ気軽に遊びにいらしてください。

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