今回紹介するのは、300万人以上の会員契約情報分析活用基盤の開発を担うポジションです。現在、このポジションでは新たなメンバーを積極的に募集しています。
そこで、プロダクト技術本部 マーケティングプラットフォーム部 部長の松村憲和(まつむらのりかず)にインタビューを行い、この仕事のやりがいや、どんなチームにしていきたいのかなど、いろいろと話を聞きました。
(2024年11月追記:本募集は終了しました。)
BIGLOBEの中で最新技術に一番触れられる環境
―――まずは、マーケティングプラットフォーム部 メディアシステム開発グループがどのような部署なのかを教えてください。
メディアシステム開発グループには、会員WEBページ/アプリの開発運用や、データ活用基盤の開発運用のミッションがあります。今回は、後者のデータ活用基盤の開発運用業務についてご紹介します。
主に、300万人以上のBIGLOBE会員向けサービスや、月間数百万UUのトラフィックが流れる自社Webサイトの分析システムを手がけています。そのため、必然的にデータを扱う分析好きなメンバーが集まっていて、部門全体では60人ほど、この情報分析チームは10人の組織構成になります。BIGLOBEの大規模サービスのビッグデータを扱う規模感に比べて、少数精鋭で一人ひとりが大きな裁量権を持ってプロジェクトに取り組める環境があり、この分野に挑戦したい人にとっては、とてもやりがいがあると思います。
松村 憲和(まつむら のりかず)
2004年 日本電気株式会社(NEC)入社 中央研究所 データマイニンググループ
2008年 NECビッグローブ株式会社 ポータル事業部 異動
2016年 ビッグローブ株式会社 ITシステム本部 異動
2019年 同 基盤本部 異動
現在、プロダクト技術本部 マーケティングプラットフォーム部 部長
―――やはり分析好きなメンバーが多いんですね。他に、どんな方に向いている仕事でしょうか?
古いものを新しく変えたい。こんなことに興味を持つ方は向いていると思います。今まではレガシーなシステムで運用を行っていましたが、Amazon Web Services(AWS)などを活用してクラウドネイティブ化、サーバレス化を目指し、バックオフィスシステムの移行を完了しました。(2023年12月リライト時)
他にも、効率化・品質向上などのミッションに合わせてGoogleやMicrosoft Azureなど新たな手法を検討するなど、最新技術に関してもBIGLOBEの中では一番使っている部署ではないかと思います。
また、サービス企画・開発の役割ではなく裏方に関わり下支えする仕事が多いため、縁の下の力持ちのようなポジションに魅力を感じる人にも合っています。裏方といえども、能動的に「これをこうやったらもっと良くなるかも」といった提案を行う姿勢は大歓迎です。
―――裁量権があり提案など主体的なアクションができる環境もあるんですね。
私がチーム内で特に大事にしているのは、意見が言いやすい雰囲気を作ること。心理的安全性のある組織を目指しているんです。予算面を見たり、何かあった時の責任は上司の役目と思っているので、チームメンバーには何事も自由に挑戦して欲しいと思っています。というのも、私たちが手がける分野は、コレといった確実な正解がないことも多いからです。お客様に迷惑をかけないのは大前提ですが、無難で言われた通りのことをするのではなく、失敗して目立ってもいいから自分が良いと思えることをして欲しいですね。自ら発信・提案していく攻めの体制をとるために、一人ひとりがリーダーシップを持って現状を変えようとチャレンジできる…そんなチーム内の風通しの良さを大事にしています。
以前、セキュリティ上の脅威とその対策について取り組んだ際、1週間もかからず課題を解決したことがあります。この案件に関しては、社内MVP賞もいただきました。
メンバーのスキルによるところももちろんですが、開発担当と上司に報告する役割を分担し、自分の役割は自らの裁量で判断することができたことも一因です。心理的安全性のある環境作りは、そういった一人ひとりが自分の頭で考え、何かあれば相談したり、提案できる環境なので、それができるチームになってきていると思います。
自社サービスだから、お客さまを意識した仕事ができる
―――BIGLOBEのサービスを「下支え」していく役割もあるとおっしゃっていましたが、その中でも仕事の醍醐味はどこにあると思いますか?
BIGLOBEのサービスは多岐に渡り、お客さまも全国に幅広くいます。年配の方やITリテラシーが低い方もおり、誰もが使いやすいサービスにしていくためにも大規模なデータの活用基盤を構築、運用する重要な役割を担っています。
この環境で、会員データベース運用やマーケティング分析など、お客さまの行動を意識した仕事ができるのは面白いと思います。
というのも私自身、BIGLOBEへ来る前、社会人になってはじめてのキャリアがNECの研究所だったことも影響しています。そこでは新聞・ブログなどのテキストデータ分析手法(データマイニング)について研究しており、毎日黙々と作業をするような環境だったんです。そのような中、もっとお客さまを意識したサービスを手がけたいと思って異動したのがBIGLOBEでした。自分の仕事が、誰かの役に立っていると感じること。その感覚は何物にも代えがたいですよね。
―――松村さん自身も分析を長年されてきたキャリアだったのですね。
はい。なぜ、昔からずっとBIGLOBEでこの仕事に携わっているかというと、やりたいことがあれば話を聞いてくれる会社だからというのもあります。他にも、お金も人も動かせるダイナミックな開発環境があり、既存の枠にとらわれないアイデアの創出や、他の部門やグループとも積極的に交流したいという行動力などを発揮したい方なら、とても面白い挑戦ができる環境があることも魅力だと思っています。
在宅で残業が少なく働きやすい、学びやすい
コロナ禍で世の中は大きく変わりました。私たちはそれ以前から在宅勤務環境を整えていましたが、在宅勤務中でも仕事以外のことも気軽に話せるようにとオンライン雑談ルームを作りました。そのように工夫しながら、より働きやすい環境づくりを行っています。システム運用という仕事柄、アラームが鳴って深夜に稼働することも稀にあります。そんな時でも出社せずにリモート環境で対応できるので、これからも場所を選ばず働ける体制は整えていきたいですね。
また、ほぼ残業時間がないのもメディアシステム開発グループの特徴です。自社サービスで業務をコントロールしやすいためでもありますが、人間なのでミスが起こることを想定し、慎重に仕事をするには「余裕が必要」というグループの方針があるからです。また、時間の調整がしやすいと、勉強などの学びの時間も作りやすいですよね。機械学習やAIなど最先端の技術を学べる社内外の研修や勉強会を、積極的に利用していただきたいと思っています。
そして、私たちの部署ではより安定稼働ができるチームを目指すため、新たなメンバーを募集しています。現在は、BIGLOBEに新卒入社しずっとプロパーで活動している人が多い部署でもあるので、中途入社の方には異なる会社での経験を活かし、新風を吹き込んで欲しいですね。
―――本日はありがとうございました!
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