BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

新卒営業職がミッションに挑みアイデアをカタチに。若さと学生時代の経験を武器に躍進!

こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。

BIGLOBEには、社員の活躍を讃え合える社内システムがあるのですが、今年の新入社員に向けたこんなコメントを発見。

「1年目とは思えない仕事ぶりに感動した!」

どんな仕事ぶりなのか…気になります。
ということで、今回はその新入社員、営業部量販営業グループに所属する金井駿太に話を聞いてみました!これから就活を始める学生の方々の参考になると幸いです。

金井駿太

金井 駿太(かない しゅんた)

大学卒業後、2021年4月に新卒でビッグローブ株式会社へ入社。1カ月の研修期間を経て、同年5月に営業統括本部コンシューマ営業部量販営業グループへ配属。

※撮影時のみマスクを外しています。

 

学生時代のアルバイトは家電量販店の携帯コーナー。販売員の目線を活かせる企業を軸に就活

 

―――金井さん、今日はよろしくお願いします!早速ですが、学生時代はどんな勉強をしていましたか?アルバイトについても教えてください。

 

大学では社会情報系の学部に所属して、パソコン上でグラフィックデザインを見たときにその人がどんな反応を受けるのかを定量的に評価する研究をしていました。アルバイトは家電量販店で携帯コーナーを担当していました。そのため、BIGLOBEのことも知っていたんです。

就活では、学生時代に学んでいたWebの知識とアルバイトでの販売経験を活かせる企業を軸に活動していました。BIGLOBEはそれらの分野が揃っていたので一気に興味を惹きつけられました(笑)

 

―――金井さんはインターンシップにも参加してくれましたよね!

 

そうですね!就活中に参加したBIGLOBEのインターンシップでは、実際に自分が考えて、実施して、振り返るというPDCAサイクルを体験しました。とてもワクワクしましたし、実際に若手のうちから自ら企画を立てPDCAサイクルを回しているという先輩社員の話を聞いて、自分もこの会社に入っていろいろなことにチャレンジしてみたい!と思いました。

一社の中に企画・マーケティング・営業・エンジニアリングとさまざまな職種があるため、いろんな経験ができそうだというところも魅力でしたね。

強いて言うなら、アルバイトでの経験を活かして、販売員の目線で全国各地の売上や販売員の声などのデータを分析するような業務に携われたら良いなと思っていました。

入社後、1カ月間の新入社員研修を経て、希望通りの配属となって嬉しかったです!

 

配属間もなく与えられたミッション。その背景にある上司の思い

 

―――配属後まもなくミッションを与えられたと聞きましたが!?

 

そうなんです、5月初めに配属となって最初に与えられたミッションが「モバイル販売員向けのWebサイトを作ること」でした。「営業なのに!?」と最初は驚きましたが(笑)、学生時代にWebやグラフィックデザインを研究していたことと重なるところがあったので喜んで引き受けました。上司は私の研究のことは特に意識していなかったようなので、偶然マッチした感じですね。

 

―――モバイル販売員向けのWebサイトは今までなかったのですね。

 

固定回線の販売員向けサイトはありますが、モバイル販売員向けは全くの白紙状態でした。
私が任されたサイトを利用するのは、自社サービスを販売してくださるパートナー企業さまなので、私が万が一失敗してもフォロー体制があります。そのため、新入社員が精一杯チャレンジするのに適しているという上司の判断でこのミッションをいただきました。「どんどん手を挙げてアイデアを出しながら、まずはモノを作る体験をして欲しい」という上司の言葉が心強かったです。

結果的に、無事9月にリリースとなり、スピード感をもって取り組むことができました。

 

1つのミッションから見えてくる課題。積極的に改善アイデアを提案

 

―――そのサイトについて教えてください。

 

販売員がサービスのことで情報を得たかったり困ったりしたときの拠りどころとなるサイトです。
例えば、POPと呼ばれる、いわゆるお客さま向けのチラシや、説明書をダウンロードしたいとか、販売知識を得るための研修動画が見たいとか、そういったときに利用いただいています。販売員向けのコールセンターはあるのですが、電話で伝えるのが困難な部分はサイト上で提供するのが効率的ですので。それに、これまでは営業担当が店舗へ足を運んで解決できていたことがコロナ禍で困難となってしまったことも、このポータルサイトをリリースした要因のひとつです。f:id:yoshitomotomo:20211125151942g:plain

本来はそのような情報提供の場にするのが目的だったのですが…現状は自分がやってみたいことを盛り込んだサイトとなっています。

 

―――と言いますと?

 

販売員の中では、他店舗の人と比べて自分がどれだけ頑張っているのかがわかりにくい、という課題があったんです。そのため、販売員の売上ランキング上位者をポータルサイト上で見ることができるようにしました。自分が全国の店舗の中でどの位置にいるのかを把握できることで、販売員のモチベーションが上がるきっかけになって欲しいと思っています。

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実際にリリース後は多くのアクセスがありまして、自身の販売実績やランキングを他の販売員と比較しながら、切磋琢磨してくださっていることが読み取れます。

アイデアを提案することは自らハードルをあげることになりますが(笑)、どんどん改善を重ね、ようやく「利便性かつモチベーションが上がるポータルサイト」に仕上がりつつあります。

この仕事に関して言うと、私のお客さまは、パートナー企業の販売員の方々です。まさにビッグローブマインドの「お客さま目線にたつ」を実践できたかなと思っています。

 

―――アイデア出しから実装するまではどのような流れだったのですか?

 

既存システムに蓄積される販売実績データをポータルサイトへ毎日反映させるにはどうしたらいいか、他にどんな機能があると良いかなどを提案しながら制作会社と話を詰めていきました。制作会社とのお打ち合わせは基本的にオンラインのため、言葉だけでは伝えづらいところは自分でデザインを起こして画面共有をするなど、伝わりやすさを考えながら進めました。そのため、大きな認識のずれもなく無事実装することができました。

 

―――今話にでましたランキング集計の出所となる販売実績システムの管理もしているそうですね?

 

はい。そのシステムでは販売実績だけではなく販売員の声も集めているんです。困っていることや対策すべきことを収集して、弊社の店舗営業担当へ共有し改善しています。

わかりやすいところでは、「販促ツールが足りない」という声が上がりました。そこから派生して他にも同じようなことで困っている販売員がいないか確認しながら環境の改善を図っています。

また、新たに販売員が配属される際に、必要なフローを一元化したいですね。それが可能になると作業漏れがなくなったり無駄な工数がなくなったりするので、まさに今上司と改善策を検討しています。

 

―――コロナ禍となって人流の変化があったかと思います。課題というところでは、店舗に足を運んでくださるお客さまの人数も把握しづらくなったのではないでしょうか。

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その通りです。販売数の変動を測るために、販売員から店舗の来店客数の報告を受けるのですが、その多い少ないは販売員の感覚値でしかありません。また、緊急事態宣言が明けたから人流が増えたのか、それとも無関係なのか。そういったことも、営業担当の経験だけでは判断が難しいです。

そこで、全国にある店舗の来店客数を定量的な同じ指標で可視化できれば、店舗や営業担当の強みにもなり画期的だと思い、人流を把握できるシステムの導入を提案し、採用されました。

リアルタイムで人流を可視化し分析することで、販売戦略に役立てるのが狙いです。
例えば、人流が多いから販売員を増やそうだとか、販売数が増えたのは人流によるものなのかなど、このシステムから読みとれるようになりました。

 

―――ポータルサイトの立ち上げを通して、そのようなアイデアを提案するとき、会社や上司を納得させるのは大変ではありませんか?

 

やりたいです!と熱意をもって提案したというのも当然ありますが、いくらそう伝えたところで導入する必要がないと判断されたらそれまでです。そのため、提案を実現させるには、納得してもらうだけの根拠が必要です。例えば先に話した全店舗の来店客数がわかるシステムを導入する場合、人流調査に人件費を使うよりもこれだけ安いですとか、こんな効果が得られますとか、他社システムとの比較もした上で提案しました。

 

―――これまでに困難だったことはありますか?

 

ちょうど、販売ランキング上位者の表彰制度をスタートさせようと、ポータルサイトをリニューアルしたところなんです。(取材日:2021年11月2日)

ですが今朝、本来ならリニューアル後の画面に切り替わるはずが切り替わらないという不具合が起きてしまいまして。起こり得るリスクを考えた上で実装しても、どうしても完璧にはいかないケースが発生すると学びました。

復旧に時間をかけてしまうと、せっかく訪れてくれた販売員がポータルサイトから離れていってしまう可能性も否めません。ですので、即座にWeb制作側に状況を伝え対策を打ち、ポータルサイト上で不具合について通知するなど、スピード感をもって復旧の対応に努めました。そのためすぐに復旧し、今は正常に稼働しています!

 

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上司や周囲のサポートで、コロナ禍入社でも問題なく業務に邁進。

 

―――金井さんはコロナ禍の入社ですが仕事の導入がかなりスムーズに感じます!在宅勤務で社員同士のコミュニケーションに問題はありませんでしたか?

 

私の所属する営業部は出社率が比較的高かったので、コミュニケーションの問題はありませんでした。それに、部長をはじめ上司にあたる方々が集まって、私のために毎週ミーティングを実施してくださったので不安もなかったです。

このように、上司の方々が一緒に伴走してくださったからこそ、スピード感をもってミッションを実現できたのだと実感しています。

BIGLOBEは全体的に優しい方が多く、部署間や会社の風通しが良いと感じています。また、社長による経営状況説明会が月に一度あり、新入社員でも会社全体の状況を知ることができます。わからないことがあったり困ったりしたときは上司や先輩社員がサポートしてくださる環境があるので、新入社員の私にとってとてもありがたいです。

 

これからの目標と、意識しているビッグローブマインドは?

 

―――今後の目標を教えてください。

 

私は今年7月に営業部に新しくできた「販売推進チーム」という分析を行うチームに所属しています。データを分析することによって何が課題なのかを抽出し、営業部の実績に貢献するのが役目です。

ビッグデータの分析は、担当しているモバイルだけではなくさまざまな事業に活きてきますので、いずれは営業とマーケティングの両輪で活躍できる人物になることが目標です。

金井駿太

―――金井さんの仕事内容を聞いていると、いわゆる営業のイメージとBIGLOBEの営業ではだいぶ違うようですね。

 

営業職と聞くと、自らがサービスや製品をお客さまへ販売するイメージを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、弊社コンシューマ営業部は、パートナー企業の方々に、いかに自社サービスを販売いただくか、そして働きやすい環境を提供できるかを考え抜くことが仕事です。販売実績で良い結果が出たときには販売員の方々や店舗の営業担当と共に喜びをわかち合えるのでとてもやりがいのある仕事です。

 

―――活躍ぶりをたくさん伺うことができました!そんな金井さん、オフの日はどう過ごしているのですか?

 

TVを見たり、映画鑑賞をしたりと、いたって普通です(笑)
先日は、大学時代のテニスサークル仲間と久しぶりにテニスをしました!

 

―――公私共に充実していますね!金井さんが仕事をする上で意識しているビッグローブマインドも聞いていいですか?

 

「トガる」です。新入社員のうちは、業務に慣れることももちろん大切だと思いますが、それと同時に「私はこういう人で、こんなことが得意なんです」と社員のみなさんにキャラクターを知っていただくことも大切だと思います。そのためには、自分の意見をどんどん発言してみることが大事です。

初心者マークを付けていられるのはある意味新卒の1年間であり、裏を返せば、失敗ができる1年間だと思います。多少失敗しても、それを学びと捉えてチャレンジを繰り返す。だからこそ、「トガる」ことを意識していますし、好きなビッグローブマインドです。

 

―――それでは最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします!

 

BIGLOBEのビジネス職採用は、企画・マーケティング・営業・カスタマーサービスなど、ひとつのことだけではなくいろんなことに挑戦できる環境があります。入社当初、営業に興味を持つと同時に、新規事業の部門も面白そうだと思っていました。ですが、営業部に配属となった今、営業職でもいろいろな企画を立て、実現できています。

こんなことがやってみたい、挑戦してみたいと是非手を挙げてください。BIGLOBEに興味を持った方は是非説明会にお越しいただきたいと思います!

金井駿太

―――金井さん、ありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています!

 

BIGLOBEでは、若手のうちからさまざまな経験を積み、仲間同士で切磋琢磨しながら成長できる環境があります。ご興味のある方は2023年新卒採用サイトをご覧ください。

www.biglobe.co.jp

 

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