BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

ベテラン社員が内定者の疑問にお答えします!~入社前イベント開催~

こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。

今回は、先月行われた23卒内定者に向けたイベントの様子をお届けします。
このイベントでビッグローブマインドの「世の中をみて、世の中から学ぶ」を実践してみよう!ということで、さまざまなキャリアや当社の事業の成り立ちについてベテラン社員から内定者に向けて共有しました。

①ビジネス職の業務紹介とキャリアについて
②エンジニア職のキャリアについて
③BIGLOBEの歴史について

この3本立てのコンテンツで理解を深めていただきました。それぞれ部分的になりますが、紹介していきたいと思います!

ビジネス職の業務紹介とキャリアについて

まずは、「営業(販売活動)とマーケティング(戦略や施策など売れる仕組みを作る)の両方に関われるのが魅力」というオンラインセールス部のビジネス職ベテラン社員から、業務内容と自身のキャリアについて語ってもらいました。

出井 真知子(いづい まちこ)
営業統括本部   オンラインセールス部   直販1グループ グループリーダー

ビッグローブ光の販売促進~業務紹介~

出井:まずは私の業務から紹介します。
私が担当するのは公式ホームページなどWebページをベースにしたお申込み窓口である「自社チャネル」です。お客さまの集客からお申し込みいただくまで、Webマーケティングを駆使し、お客さま視点にたって一気通貫で業務にあたっています。
たとえば、WebサイトのABテスト(2パターンのうちどちらが効果的か検証するWebマーケティングの手法)や他社の動向を踏まえながら広告出稿やキャンペーンの企画立案をしたり、企画の実施にあたってシステム設計について開発部門と連携したりと、法規制の遵守や利益とのバランスを見ながら日々業務に取り組んでいます。

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経験すべてが自分の糧になる~キャリア紹介~

出井:新卒入社当初はBIGLOBEのメディア事業に配属。BIGLOBEトラベル事業では「BIGLOBE温泉」や「みんなで選ぶ 温泉大賞Ⓡ」の立ち上げに関わるなど幅広く経験しました。さらに、その後育児休業を経て復帰し10年以上携わってきたメディア事業から離れ、WiMAXBIGLOBEモバイルのキャンペーン担当を経て、今に至ります。

 

ビッグローブマインドを体現したキャリアを歩む

出井:Webマーケティングの領域でスキルを高め今に至りますが、営業には苦手意識があったんです。ですが、いざやってみると、実は向いていたり楽しかったりと、あとから分かることもありました。

このような経験からみなさんに伝えたいのは、まずはチャレンジしてみよう!ということ。そして、さまざまな分野を経験することで確実に独自のノウハウやスキルが構築されていきます。その積み重ねが今の仕事につながっていますし、常に成長することでどんどん仕事が楽しくなるはずです。

内定者からの質問

 

メディア事業から通信事業へ異動した際の苦労はありましたか?

出井:まずはサービスを深く知るところからでしたが、苦労というよりも楽しかったですね。周りが忙しそうでも「教えてください!」と人を頼って乗り切りました(笑)

そうすることで、チームの外にもつながりができましたし、溜まった知識のおかげで、この問題は誰に聞けば解決できるか分かるまでになりました。

 

お客さまの視点にたつという軸の他に、働く上で大切にしていることはありますか?

出井:いいモノを作りたいという気持ちを大事にしています。その気持ちを絶やすことなく、Webサイトの表現ひとつでもABテストを行い、もっとわかりやすい表現やデザインはないかと常に考えています。いいモノを作り上げるためには、遠慮せずに意見することも欠かせないですね。

 

以上、ビジネス職社員からでした!

続いて、ベテランエンジニアから、エンジニア職のキャリアについての話です。

 

エンジニア職のキャリアについて

西 秀和

西 秀和(にし ひでかず)
基盤本部   システム戦略部   基盤横断システムグループ グループリーダー

西のエンジニア流自己紹介からはじまりました。
西はエンジニアの自己紹介について、「何者なのか」を証明するのに会社の名前を使わないと証明できないのはエンジニアとしてふさわしくない、と言います。

西:エンジニアの自己紹介には「あなたは何をする人なのか」をぜひ入れていただきたい。そこで、今日は、”あなたは何をする人なのか?”を10年後に答えられるための話をします。

エンジニアとは

西:エンジニアは、自分のために磨いた技術で会社へ貢献します。そのためには新しい技術を習得し続けることが大切で、世の中のエンジニアは仕事で習得する以外でも、技術書やテックブログを読んだり、SNSで情報収集したりなど、プライベートの時間を使って成長しています。このことから、エンジニアとは、まさに「生き方」だと言えますよね。

なんのために仕事するの?

西:プライベートで成長できるなら仕事をする必要はないのでは?という疑問が湧きますが、知識は体験を伴うことで初めて技術となります。

たとえば、BIGLOBEは、

・インターネットという社会インフラを支える責任がある
・300万以上のアクティブユーザーを抱えている
・何千台ものサーバーを保守している

といった特徴があります。仕事は実践の場と捉え、「このような環境で自身の技術を使ってどのような成果を出したのか」がエンジニアのキャリアとなります。

スティーブ・ジョブズの言葉にもあるように、みなさんにも目の前の仕事一つひとつが点(キャリア)になるのだと思って挑んで欲しいです。

 

キャリアの積み重ねと成長意欲

西:新人のときは早く仕事ができるようになりたいと成長意欲があるものです。では、いざ仕事ができるようになった時はどうでしょうか。その時は、なんのために成長するのかという理由付けが必要になってきます。仕事ができるようになったからと成長への投資をしなくなると、エンジニアは無能になっていきます。だからこそ「あなたは何をする人なのか?」「何をしたいのか?」が大事なのです。

何が自分のキャリアとなるのか、どのキャリアがモチベーションややりたいことへの価値につながるのかは分かりません。だからこそ、やりたいことが見つかるまで点をたくさん作って、その点を使ってやりたいことを考えて欲しいと思っています。

抽象的な話で終わってしまうので、ここで僕の話をします。

ベテランの域となった僕のモチベーションの根幹は「みんなから感謝されること」です。

 

 

今は社内のレガシーシステムが会社の困りごとなので、それを刷新するのがモチベーションとなっています。

繰り返しになりますが、「あなたは何をする人ですか?」という難しい問いに対して10年後に答えられるように、たくさんの点をつなげて何かを成し遂げましょう。そのために、まずひとつの点をつくるところから向き合ってください。

style.biglobe.co.jp

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内定者からの質問

 

スキルを現場で活かすということですが、大規模なプログラミングをする立場を想像すると、怖さが先に立ちます。

西:当然怖いです!エンターキーを押すのか押さないのか悩むところです。ただ、エンジニアは、そのシステムをリリースする最前線にいるという特権があります。自分がやってやったんだぜというモチベーションと、自分のせいで問題が起こるかもしれないという恐怖のトレードオフですよね。そこをポジティブに捉えて、恐怖に打ち勝ちましょう。

 

新しい技術を習得する際のアドバイスをお願いします。

西:まず作りたいものを決めること。実際プログラムを始めると自分で決めた仕様なのに不都合が出てくる場合があります。そこで妥協せず、技術力で乗り越えた時に、自分のレベルがあがると思っています。

 

今の自分のモチベーションは、課題を解決して満足感を得ることなのですが、最近作りたいものがありません。作りたいものを探す方法はありますか?

西:僕も作りたいものがあるわけではないので、作りたいものがある人を探す作戦に出ています(笑) それを解決してあげることでモチベーションにつながると思います。

 

新入社員でまだ技術が身についていない場合、自分で調べるべきか人に聞くべきか、その折り合いはどのようにつけたらいいでしょうか。

西:15分を目安に自分で調べて、分からなければ聞くといいです。ですが、何に困っているのか説明するのは意外と難しいので、それをうまく説明できるようになることが大事です。説明している間に自分で解決のヒントに気づくこともありますから。

急いでいるときは解決方法のみを聞いたほうがいいこともありますが、急いでいない時は答えを聞かずに調べ方や考え方など、ゴールのひとつ手前を聞いて自分でトライしてみるといいです。

調べて理解して解決をするというステップを繰り返すと成長できると思います。

 

自分で気づけないようなケアレスミスはどうしたらいいでしょうか?

西:この作業危なそうだなと思ったら機械にチェックさせて、ケアレスミスを防いでいます。人と会話することもチェックになるので、お互いの認識が合っているかのクロスチェックは大事です。

 

ビジネス職の目線からの質問です。エンジニアに課題解決をお願いするときは、どの程度のITリテラシーが必要ですか?

西:変に考えると齟齬が起こるので、どうしてほしいかありのままの状況を伝えて欲しいです。手段の選択はエンジニアが考えるので、問題とゴールのみ示してくれれば問題ありません。

 

以上、エンジニア職社員からでした!続いては、歴史あるBIGLOBE事業の変遷をご紹介。

 

BIGLOBEの歴史について

海老原 三樹

海老原 三樹(えびはら みき)
コーポレート本部   渉外室   渉外グループ エグゼクティブエキスパート

紹介するのはBIGLOBEの歴史を知り尽くす海老原。詳細は割愛しますが、1986年パソコン通信の時代から現在に至るまでの事業の変遷が、裏話と共に語られました。

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海老原:国内初のAndroid端末、格安スマホ、Google検索など、BIGLOBEは「国内初」のものが非常に多いです。36年の歴史の中で、そのBIGLOBEのマインドはずっとつながっています。

私はサービスを作ったり営業をしたり、ほとんどの業務を経験しましたが、入社時から常に持っていたのは「元気」と「勇気」です。なかには時期尚早で失敗したもの、世に出なかったものもありますが、チャレンジを繰り返しながら社員一丸となって未来を作っていく会社であると思っています。お客さまへ安心、簡単、便利なサービスをお届けするために、ぜひ元気と勇気をもって一緒にチャレンジしていきましょう!

内定者からの質問

 

今でも日々心掛けていることや学んでいることはありますか。

海老原:この事業はビジネス感覚もそうですが、世の中の動きをみることが大事です。若いとかベテランとか関係なく、通信インフラを担っているので、もっと安心・簡単・便利にするにはどうするべきかと常に勉強しています。

机に向かうだけではなく、いろいろな人に出会って情報を吸収しながら自分を磨いていって欲しいです。私も頑張って磨いていきます!

 

元気と勇気を、ということですが、具体的にどのような意識で仕事に向き合っていましたか?

海老原:入社時はPC-VAN事務局でお客さまからの電話対応をしていました。基本的には質問かクレームの対応です。手に汗握っていましたが、お客さまが困っていたら助けてあげたいという思いで提案すると、ありがとうと感謝されるんです。そうするとまた元気がもらえます。どうすれば自分のモチベーションがあがるかといったことを自分自身で理解しながら業務にあたっていましたね。

 

私は論理的に話すのが苦手です。人を納得させる、惹きつける話し方についてコツはありますか?

海老原:私も今回、どうやってみなさんに興味持ってもらえるか、どう表現すればいいのかと考えました。まず、自分の言葉で話すことが重要だと思います。上手に話す人を真似るのって難しいですよね。ですので、自分が伝えたい軸を決めて、それを自分の言葉でどう話すかという事前準備をすると自分らしさが出ていいと思います。自信を持って臨んでください!

 

以上、23卒内定者に向けたイベントの様子をご紹介しました。

 

採用活動での会社説明会や座談会では若手社員との交流がメインでしたので、ベテラン社員との交流は新鮮なものになったのではと思います。今回BIGLOBEの歩き方を学んだことで、内定者のみなさんの道しるべになっていたら嬉しいです。

 

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