BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

小田原市×BIGLOBE新入社員研修〜デザインシンキング体験で地域課題解決に奮闘!

こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。

BIGLOBEでは2023年4月に15名の新入社員を迎え、約2カ月間の新入社員研修に取り組みました。そのさまざまな研修の中から今回記事で取りあげるのは、デザインシンキング研修。「デザインシンキングの手法で地域の課題解決につながるアイデアを提案する」という体験型の研修です。

実はこの研修、昨年も実施しており、短期間にもかかわらず成果を感じ取れたもの。今年はさらなる成果を期待して、昨年より1日長い全5日間にわたり取り組みました。

研修の舞台は、昨年に続き神奈川県小田原市。
テーマは「小田原市の『生活の質の向上』『地域活力の向上』のために、デジタル技術を活用した施策」

小田原城

小田原城
小田原は神奈川県西地域にあり、江戸時代には東海道屈指の「宿場町」として栄えた場所。
東京駅から新幹線で約35分とアクセスの良さも魅力。
周りには箱根や熱海などの観光地が多くあります。

本研修は、DAY1にBIGLOBE本社(東京・品川シーサイド)でデザインシンキングの基本を学び、DAY2以降は小田原市へ場所を移し、実際に体験。最終日には小田原市長の守屋輝彦(もりやてるひこ)さまをはじめとした小田原市役所のみなさまを前に成果発表を行うなど、とても充実した内容となりました。

今回の記事では、小田原市での研修の模様をレポート形式でお届けします!

小田原の街を観察する。魅力や課題を発見するフィールドワークへ

小田原市での研修は4月25日からの4日間。新入社員たちは緊張した面持ちで会場入りするのかな?とおもいきや、入社後約1カ月の間にすでに打ち解けている様子でした(笑)

「この研修の目的は、デザインシンキングの体験を通して職場で活用できるイメージをもつことです。小田原市の強みや地域課題は何か、実際にユーザーとなる方の意見を集めてどのようなヒントを得られるかを学んでください。イノベーティブな提案を期待しています」

イノベーティブな提案

・普通に考えていたら、絶対に出ないアイデア
・実現性があるもの
・意思決定者が『唸る』もの

そう話すのは研修講師の内田智士さん(株式会社アイディアポイント)。改めて本研修の目的や期待する成果について話があり、研修スタートです!

研修講師 内田 智士さん(株式会社アイディアポイント)

まずは、アイスブレイク。今年度は新入社員だけではなく先輩社員も1チーム参加しているので、良い相乗効果が生まれることが期待されます!

翌日はあいにく雨の予報なので「できる限り今日フィールドワークしよう!」と、早速午前中から4チームに分かれて小田原の街へ繰り出します。
躊躇することのないフットワークの軽さが印象的でした。

到着したのは昨年9月にオープンした小田原駅近くのコワーキングスペース「ARUYO ODAWARA」。こちらで小田原在住の方や働く方の課題を発見しようという試みです。
みんなで段取りなどを話し合って、いざ訪問!

(左側奥)「ARUYO ODAWARA」 椿谷さま

「ARUYO ODAWARA」の椿谷さまに、どのような人がどういった理由でコワーキングスペースを利用しているのか、小田原の魅力や課題に感じていること、実際に取り組んでいる施策など、たっぷり話を伺うことができました!

デジタルの技術で小田原市民の幸福度をあげるには

午後には小田原市企画部デジタルイノベーション課の大木さまより、提案への期待についてご説明いただきました。

小田原市 企画部 デジタルイノベーション課 大木さま

「これからの社会をつくるには人の幸福度の向上が重要であり、それに資するのがデジタル化です。とはいえ、デジタルだけでは解決できない部分も当然あります。デジタルとアナログの掛け合わせや、課題の捉え方をシフトするなどして、小田原市民の幸せにつながるような提案を期待しています」

このような説明を受けて、フィールドワークで感じた課題や、それに対する取り組みがすでに行われているかなど、活発な質疑が行われました。

・坂が多いが交通整備は考えているか
・高齢者のデジタル浸透やスマホ利用率はどのくらいか
・箱根や伊豆への経由地として観光客をうまく取り込む取り組みはあるか
・小田原市の強みは何か
・移住者へのサポートはあるか

これら社員からの質問へいただいた答えやヒントを元に、再びフィールドワークへ。「とにかく行こう!」とチーム毎に出発しました。瞬発力が素晴らしいですね!

レンタサイクルで街を観察するチーム

小田原城へ向かうチーム

フィールドワークの後は、そこで得た事実、ヒントとなり得るものをチームごとに付箋に書き、全員で共有。壁の模造紙一面に、実際に足で稼いださまざまな情報が貼られていました。

これらの中から、自分が解決したい課題を検討し、考えの近い仲間とチームを組みなおします!ちなみに、先輩チームはそのままです(笑)

解決したい課題が近い仲間は誰だ!?

新たなチームで方向性(テーマ、背景、ターゲットなど)を確認し合い、DAY2は終了。夜は温泉で心身をリフレッシュし、明日以降に備えます!

天成園 小田原駅 別館

昨年同様、研修会場として神奈川県小田原市の「天成園 小田原駅 別館」を利用させていただきました。

BIGLOBEは、固定回線・モバイル事業のほか、地域・社会貢献事業など多岐にわたり展開。
たとえば「ONSEN WORK」では、温泉地でテレワークすることで、「企業」「従業員」「温泉地」の三方良しを実現する新しいワーケーションを紹介しています。

今回の本研修も「研修×ONSEN WORK」という試みで、研修後に会場として利用させていただいた天成園(別館)にある温泉の湯船に浸かって思考の整理をしたり、疲れをリフレッシュしながら小田原市の地域課題に取り組みました。

天成園 小田原駅 別館
https://workation.biglobe.ne.jp/onsen/odawara-tenseien/

DAY3〜DAY4。デザインシンキングの基本プロセスである観察、発想、プロトタイピングを高速で回します。

途中で小田原市役所の方とのセッションの機会をいただき、新入社員が課題だと感じたことに対してズレはないか、その課題に対しどう感じるか、何か取り組んでいることはあるかなどヒアリングさせていただきました。

(左側)小田原市 企画部 未来創造・若者課の方々とセッション

いただいた情報をもとにチーム内で認識のすり合わせ。「なるほど!それもありだね」「こうしたらどうかな?」など、積極的にアイデアを発散している様子が全てのチームでみられました。

先輩社員も新入社員へプロトタイプのヒアリング

プロトタイプを試したいユーザー候補も自分たちで探します!
「おだわら市民交流センター(UMECO)」の方へヒアリング

研修も大詰め。みんなから意見を集めて、プロトタイプの修正やブラッシュアップを図ります。いよいよ明日は成果発表です!

小田原市へ研修の成果を発表

小田原市長 守屋輝彦さま

「新入社員のみなさん。小田原はいかがでしたか。小田原の歴史は長く、『人々はかつて小田原を目指した』と言われるほど政財界人や文化人に愛されてきました。コロナ禍では小田原での暮らしが注目されたことで若い移住者も増え、相まってワーケーションにも力を入れています。みなさんにも惹きつけられるものがあったのではないでしょうか。今日の発表を楽しみにしています」

研修最終日(DAY5)。午前中は発表の準備を行い、午後からは小田原市長の守屋さまも参加し、ご挨拶をいただいてから各チームの発表を行いました。

最初に発表したのは先輩社員チーム。テーマは「世界が憧れる小田原の『坂』」

「坂が多い小田原の特性をプラスに活かした『箱根小田原ダウンヒル』を提案します。東京から箱根へ行く観光客に、帰りに小田原に寄ってもらうのが狙いです」

箱根強羅で自転車を借りてダウンヒルを楽しみ、小田原で返却するというこのサービスは、専用アプリを使って予約から返却まで完結。さらにダウンヒル中にオービスで撮影された写真もアプリに届ける、というアイデアです。実際に自分たちで試したところ、自然を満喫しながらのダウンヒルはとても楽しかったと話しました。

次のチームのテーマは「デジタルアハ体験〜気がついたらデジタルと友達!~」

交流センターで多くの高齢者が講座に参加していることから着想し、その行動力や学ぶ意欲を活かしてデジタルデバイドを解消しようというアイデアです。

「壁を感じているデジタルへの第一歩を踏み出すきっかけとして、趣味を通じてデジタル技術に触れていくアイデアを提案します」

フラワーアレンジメント講座で作った作品をスマホで撮影しLINEで家族に送るほか、散歩中の景色を地域SNSに情報公開し行政に活かすなど、高齢者の健康やコミュニケーションを意識したアイデアも盛り込まれていました。

次のチームのテーマは「姫の街 小田原」

「日本中の若い女性を小田原市に集める」をコンセプトに、小田原城を舞台にお姫様気分が味わえる観光プランを発表しました。

「通常プランは、ARで選んだ着物を着て、イケメン武将が小田原城へエスコート。オプションによって”ひめ度”が増していき、ひめ度が多いほどお姫様気分を存分に味わえます。プランに悩む方にはスマホでのプラン診断を用意しました」

実際に姫と武将に扮した寸劇を用いてデモを行い、着物の試着だけではなくとことんお姫様気分を味わえるという「非日常」をイメージできるよう工夫しました。

最後に発表したチームのテーマは「あったか~い街 小田原」。

最初は地域の店舗や人々へ話しかけることに壁を感じていたというこのチームですが、フィールドワークでのふれあいを通じて小田原のあたたかさを知ったといいます。その小田原のあたたかさをアプリで可視化するというアイデアです。

「このアプリの機能は大きく3つあります。やさしさを感じたときに感謝の気持ちを表せること、フレンドリーな空間(店舗)の把握と特徴を検索できること、口コミでやさしさを共有すること」

地域の方と小田原を訪れた人同士の会話が溢れることで小田原のリアルを知ることができ、「やさしさ」に特化した口コミによって小田原市の宣伝効果が期待されると発表しました。

小田原市長の守屋さまはじめ「参考になった」「小田原での経験を活かして今後の活躍に期待したい」と総評をいただき、発表は無事終了しました。

新入社員や関係者全員で記念撮影をして、今回の現場研修は全て終了です。小田原市の皆さん、ありがとうございました。

さいごに

「アイデアが豊富な人でも良いアイデアを一発で出すのは難しいものです。みなさん、ぜひトレーニングを続けてください。そして、掛け合わせとなる情報を広くキャッチして発想を広げ、出たアイデアをすぐに形にしてユーザーへ聞いてみましょう。考えるときは自由に柔軟に、伝えるときは冷静に論理的にといった姿勢を、実際の業務でも活かしてください」

研修講師の内田さんがそう話すように、ここで学んだことを仕事にどう活かすかがこの研修の一番の目的です。

「百聞は一見にしかず」という言葉のとおり、今回、自分たちの足で情報を稼ぎ、アイデアを発表した経験は今後のキャリアにもきっと役立つはずです。そして、仲間と一緒に過ごした思い出も大きな財産になったのではないでしょうか。これからの活躍が楽しみです!

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