BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

AIが繋ぐ出会いの場!NotebookLM活用の中途交流会レポート

BIGLOBEでは、様々なオンボーディング施策を実施しています。本記事では、先日開催された開発部門 中途社員同士の交流会について紹介します。

こんにちは。開発部門(プロダクト技術本部)の山崎美恵です。

BIGLOBEの開発部門では、採用強化に伴い 2024年度に約30名の中途社員が入社しました。30名の中途社員がスムーズに会社に馴染み、活躍できるよう、さまざまなオンボーディング施策を実施しています。

その中でも特に好評なのが、 部門の垣根を超え 中途社員同士の交流を目的とした「中途交流会」です。

今回の記事では、先日行われた「中途交流会」の様子をお伝えしたいと思います!

中途社員が新しい環境に馴染むことの難しさ

中途社員は、新しい会社において文化、仕事の進め方、人間関係など、多くの異なる点に適応する必要があります。 特に、社内の人間関係は、仕事を進める上でも非常に重要です。

しかし、既存の社員ネットワークの中に溶け込むことは容易ではなく、孤独感や疎外感を感じてしまう中途社員も少なくありません。 このような課題を解決し、中途社員がスムーズに新しい環境に馴染むためには、社内コミュニケーションが非常に重要となります。

そこで、BIGLOBEの開発部門では、中途社員同士が交流できる場を提供し、不安や孤独の解消、社内ネットワークの構築を支援すべく「中途交流会」を定期的に実施しています。(今回が3回目の開催となります。)

当日の様子

準備から始まる交流

準備段階から既に交流は始まっています! ! 前回の交流会アンケートで「設営、片付けも皆で行えば、その時間も貴重なコミュニケーションになると思いました。」というご意見をいただき、今回はドリンクの買い出しを中途社員の数名にお願いしました。

買い出しという作業を通して、自然と会話が生まれ、和やかな雰囲気で交流会がスタート!!

業務で接点のないメンバー同士が協力し準備する時間は、まさに貴重なコミュニケーションの時間となりました。参加者からも「買い出しや帰路でも交流ができて、充実した時間を過ごせました。」という嬉しい声が聞かれ、前回のアンケートでいただいたご意見を反映したことで、より良い交流会になったと感じています。

中途交流会の写真

自己紹介資料で交流を活性化

交流会をより有意義な時間にするため、中途社員の皆には事前に自己紹介資料を作成いただきました。

この資料には、担当業務やスキルだけでなく、趣味や特技、興味関心など、皆の個性が出るような内容を盛り込んでもらっています。

作成いただいた自己紹介資料は、他の参加者にも共有し、資料を通して他の参加者について事前に知ることできます。事前に共有することで、交流会当日、共通の話題を見つけやすくなること、また、聞きたいことや話したいことを事前に整理できるため、参加者同士の円滑なコミュニケーションを促進する上で、大変効果的だったと考えています。

ゲストとの交流

中途交流会では、普段話す機会の少ない本部長、副本部長、人事部をゲストとしてお招きしました。

こういった交流会の場で、経営層や人事部との距離が縮まることで、中途社員は「会社の一員として認められている」と感じ、帰属意識やモチベーションが高まります。その結果、エンゲージメント向上に繋がり、組織全体への良い効果が現れるのではないでしょうか。

アンケートでも「普段交流する機会がないので良かった!」「次回もまた来てほしい!!」と大変好評でした。

中途交流会の写真

AI活用による中途マッチング

今回は、中途社員同士の交流を更に深めるため、少し工夫を凝らしAIを活用した中途マッチング♡を企画しました。

前述の通り、参加者には、担当業務やスキルに加えて、出身地や趣味、興味関心など、個性あふれる内容を盛り込んだ自己紹介資料を作成してもらっています。そして、この自己紹介資料を GoogleのAI技術であるNotebookLMに学習させ、参加者同士の共通点や興味関心の一致度に基づいてマッチングを行ってもらいました。

NotebookLMでの中途マッチング結果

マッチングの結果、交流会当日は5組のカップルが誕生し、発表時は大変盛り上がりました!!

交流会後のアンケートでは、AIマッチングに対して多くの好意的な意見が寄せられており、ある方は「ソースに同じ文言があるだけでマッチングしているだけかと思ったら、AIが独自で考えてマッチングさせていた箇所が見えて、面白かった」と、AIの分析能力の高さを評価しています。

その他、「ばっちりです!」「AIが活用されてて楽しかったです!」と、AIマッチング自体を楽しんでる方や、
「後半の会話のきっかけになってとてもよかったです!」「”〇〇の話題で気が合いそうです”という判定は、会話に繋がるので良いなと思いました。」という声もありました。

AIを活用したマッチングは、参加者同士の意外な共通点や興味関心を見つけ出し、会話のきっかけを提供する上で大変効果的だったと感じています。

中途交流会の写真

アンケート結果

アンケート結果によると、参加者の満足度は非常に高く、ほとんどの方が交流会に好意的でした! また、自己紹介資料を活用したAIマッチングは、概ね好評で、参加者同士の会話のきっかけ作りに貢献したと考えられます。

アンケート結果1

アンケート結果2

今後の展望

これまでの中途交流会は、中途社員同士の懇親を深めることを主眼に開催してきましたが、アンケートで「既存社員との交流も深めたい」という声が多く寄せられました。

中途社員が既存社員と交流することで、社内のコミュニケーションが円滑になり、業務上の連携がとりやすくなります。
また、既存社員も中途社員の新しい視点やスキルから刺激を受けることで、組織全体の活性化に繋がります。

今後の中途交流会では、中途社員同士だけでなく、既存社員も巻き込んだ交流の場にしていこうと考えています。
部門や立場を超えた交流を促進することで、より風通しの良い社風を目指すとともに、中途の方がよりスムーズに組織に溶け込めるよう引き続きサポートを強化していきます。

おわりに

3回目の開催となる中途交流会は、盛況の中、無事に終えることができました。多くの参加者から「すごくよかったです。」「次回も参加したい。」といった嬉しい声が多数寄せられました。 今回の交流会が、中途社員の皆にとって、BIGLOBEの一員としての意識を高め、より活き活きと活躍できるきっかけになれば幸いです。

今後も、中途社員の皆様が安心して業務に臨み、能力を最大限に発揮できるよう、様々な取り組みを継続してまいります。

そして、この交流会が、部門や立場を超えたコミュニケーションを促進し、より風通しの良い、一体感のある組織づくりの一助となることを願っています。

「中途交流会」概要
・対象:2024年度 プロダクト技術本部 中途社員
・ゲスト:プロダクト技術本部 本部長、副本部長、人事部など
・事前作業:各自 自己紹介資料を作成(出身・趣味・特技・経歴など)
・懇親会の流れ(約2時間):
 懇親会 開始
  -プロダクト技術本部 本部長より乾杯の挨拶
  -アイスブレイク(AI中途マッチング)
  -プロダクト技術本部 副本部長より終了の挨拶
 懇親会 終了
  -皆で片付け

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