
今回紹介するのは、データという“羅針盤”を武器に自社事業の成長を支える「データ分析グループ」です。
グループ発足からまだ2ヶ月(2025年6月インタビュー時)。AIやBIツールなどの最新技術を駆使しながら事業インパクトを生み出すこの新部署の現在地と未来図を探るべく、グループリーダーの對馬 理美と新谷 悠にインタビューしました。
若さと好奇心を武器に“データドリブン文化”の定着を目指す二人に、仕事の醍醐味とチームづくりの裏側を伺いました。
※データドリブン:経験や勘に頼るのではなく、データに基づいて意思決定や行動を行うこと。
当社では一緒に働く仲間を募集しています。ご興味のある方はこちらの採用情報をご覧ください。
【企画/戦略/営業推進】ビッグローブの営業活動の要となり先頭に立って組織を推進するメンバー募集
- BIGLOBE「データ分析グループ」始動
- テクノロジーを駆使し、事業にインパクトを与える分析結果を
- 多彩なキャリアが活きる。転職者2人が語る BIGLOBE を選んだ理由
- 目指すは社内にデータ分析の文化を根づかせること
BIGLOBE「データ分析グループ」始動
—— まずは、データ分析グループのミッションを教えてください。
對馬: 私たちは、「ビッグローブ光」など個人向け通信商材の新規顧客獲得および既存顧客向けの営業戦略の意思決定を行うためのデータ分析と施策立案を行っています。
グループのミッションは、販売数・開通数を上げ、解約数を下げ、その差し引きでのお客さまの数を増やしていくことなので目的は明確です。しかし、まだ部が立ち上がったばかりなので、やれることはたくさんあるといった状況です。

對馬 理美(つしまさとみ)
営業統括本部 営業推進部 データ分析グループ グループリーダー
2019年5月中途入社
—— 新設部署としてこれから挑戦できることも多そうですね。採用も積極的に行っていますが、どのような仲間を求めていますか?
對馬:まさに駆け出しのタイミングなので、一緒に新しい組織を作っていくことに魅力を感じていただける方に来てもらいたいですね。
新谷: 未知の領域に積極的にチャレンジできる方や、自分の携わっていることに対して興味をしっかり持てる方がいいと思います。好奇心のアンテナがあるだけで、インプットやアウトプットのスピードと質が全然変わってきます。新しい部署なので、自ら勉強したりスキルアップしていってチームのレベルを共に高めていけるような方に来ていただきたいですね。

新谷 悠 (しんたに ゆう)
営業統括本部 営業推進部 データ分析グループ
2024年5月中途入社
對馬:スキル面で言うと、若手が多い部署なので経験の浅い方も馴染みやすいですし、いろいろな分析ツールを使いこなせたりマーケティング施策を立案できる経験豊富な方、チームを引っ張ってくれるような方も活躍できる環境があります。
—— いろいろな方が活躍できそうですね!データ分析グループの立ち上げ背景も改めて教えてください。
對馬:今まで分析業務は各部単位でそれぞれ行っていました。しかし、Webサイトや量販店など、商材の販売チャネルが違っても共通の分析結果に辿り着くこともあったため、バラバラで活動するより一気通貫で分析を行い共通の課題を見つけたり、解決策を考えていこうということで部署が立ち上がりました。
また、「現場がこう言っているようだ」「どうやらこうらしい」といった憶測で動くケースが多かったため、より確かな分析結果に基づき、各部署が戦略的に行動できるよう支えることを目的に、統一部署として立ち上げました。
そのため、今回の募集では、データ分析に留まらず、その結果から「次はどのようなアクションを取るべきか」「具体的に何を実行していくべきか」といった戦略まで提案し、推進できる方を求めています。
新谷:そうですね。実際、 実行部隊と密に連携しながら施策を進めていくシーンが多いですね。データ分析のチームというと数字だけを扱うイメージもあるかもしれませんが、それ以上にいろいろな部署のメンバーとコミュニケーションを取ることの方が多い仕事かもしれません。
テクノロジーを駆使し、事業にインパクトを与える分析結果を
—— 具体的にはどのような仕事を普段担っているのでしょうか。
新谷: まず自社商材の販売チャネルの大きなところから分析し、その中で課題点や良いところを特定します。課題となる箇所はさらに深掘りして要因を特定していくのが一般的な流れです。営業担当者も、このように客観的なファクトがあれば、円滑に動くことができます。
その分析結果を導くことが目的なので、ツールは何を使っても問題ありません。今は社内でもAIを積極的に活用しているので、そういった最新テクノロジーも駆使しながら事業にインパクトを与える結果を得られた際には、大きな達成感と発見の喜びを感じられる仕事です。
對馬: 私は今まで通信の開通フェーズをメインで担当していました。この部署に異動してからは、分析の実務よりグループリーダーとして全体を見る立場になりましたが、契約から解約までお客さまの一連の流れ、全部の数字を把握することができるのが、この仕事の面白さの一つだと感じています。
こちらがダメだったらこちらでカバーするなど、見られる範囲が広がって打てる対策も多くなるからです。自社商材に対する統合的な視点が得られるのがこの部署のいいところかなと思います。
—— 仕事なのでやりがいもあれば大変なところもあると思います。その点はいかがでしょうか?
新谷: 部署の立ち上げ期なので、やり方が決まっているわけではなく、試行錯誤しながら進めています。特に分析は、将来を予測するための方法が固まっているわけではありません。「この方法が良いのでは」「あの方法が良いのでは」と試行錯誤しながらやっているので、確立した方法が決まっていない分、いろいろなパターンで網羅的にやろうとして人力をかけている状況です。その大変さはありますが、うまくいったときは、その分大きなやりがいを感じますね。
對馬: すでにできあがっている組織なら、月曜日の仕事はこれ、火曜日はこれ、というような1週間の仕事の流れがあると思います。データ分析グループはまだそういうルーティンがなく、日々見つかった課題や、課題を見つけるために自分でデータを拾ってきて探すというようなことをしているので、それは同じく大変であり、やりがいでもあると思います。
新谷: このやり方がいいんじゃないかというのを自分で調べて、答えを導き出し、その結果をもとにメンバーで集まって議論や修正をしながら作り上げていくというプロセスを踏むことは多いですね。
對馬: データは外部環境に影響を受けて日々変わっていきますし、一回こういう傾向が出ても翌月変わるなんてことを柔軟に捉えることは大事ですね。ただ、感覚で物事を語るのとは違って、データを見て物事を話せるグループでありたいですね。
多彩なキャリアが活きる。転職者2人が語る BIGLOBE を選んだ理由

—— お二人は転職してBIGLOBEに入社していますが、今までどのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?
新谷: 前職は営業会社で、法人営業、アライアンス系の営業、企画、マーケティング、秘書など、いろいろな職種を経験しました。一つの専門性があるわけではなく、ゼネラリスト的に経験を積んできました。また、社風が特徴的な会社で、とにかく自ら実践して自ら成長しろというような、よく言えば自由ですが、動けない人は放置されるような環境でした。BIGLOBEはその点が真逆で、すごく面倒見がよく、わからなければ1から10まで説明してくださる方が多いような社風ですね。
BIGLOBEを次のキャリアとして選んだのは、今の分析の仕事に通じるのですが、組織としてデータをしっかり活用していこうという意思を感じたからです。前職にいるときから、数字でしっかり判断して戦略を立てて行動したいと思っていたので、BIGLOBEのようにCX(顧客体験)を高めながら事業をドライブさせていくという姿勢がある会社はいいなと感じていたのです。
對馬: 私は通信会社のグループのコンタクトセンター運営会社にいました。BIGLOBEとは業界的な親和性がありましたが、会社の規模が違ったので、前職では何をやるにも時間がかかったことが転職のきっかけの1つになりました。例えば、改善提案をしたとしても、いろいろな部署の承認が必要で、結果的に何ヶ月も何も変わらないようなことが当たり前だったのです。その点、BIGLOBEは部署レベルで見ると割とコンパクトな組織なので、柔軟にスピーディーに動ける社風がとても気に入っています。
新谷: 話を聞いてくれますし、言いやすい。みんな言いますが、“人の良さ”が働きやすいカルチャーに繋がっていると思います。
—— 実際、他にもBIGLOBEで気に入っている環境やカルチャーはありますか。
新谷:働きやすい環境でいうと、椅子がいいです(笑)。今、在宅勤務ではなく出社しているのは椅子が働きやすいことも大きいですね。仕事に集中できます。
對馬: あと、みんな机の上も自由ですね。ぬいぐるみとかアイドルグッズとかをいっぱい置いています。私もその一人なんですが、この雰囲気が好きです。あの人は、あの「推し」がいるとわかると、その話題で話したり、情報を伝えたりして盛り上がっています。
新谷: 結構いろいろなオタクやマニアがいますね。個性豊かなので話題も豊富になり、チームの風通しも良くなるんです。
對馬:営業推進部にはお菓子ボックスが置いてあって、みんなでカンパして好きに食べていいよとなっていたり、開発部門のフリースペースにはカードゲームやボードゲームも置いてあったりと、組織全体に遊び心があると感じています。
目指すは社内にデータ分析の文化を根づかせること

—— お二人は今後どのようなビジョンをお持ちですか?
新谷: 私個人としては、より難しい分析も自分でできるように知識をつけていきたいです。機械学習やPythonなど、今まで経験がない領域も、選択肢の一つとして選べるような知識です。
對馬: 私はリーダー職なので、グループとしての目標はデータドリブンな組織文化を作ることです。感覚で物事を語らず、対策も何もかもすべてデータを見て判断するのが当たり前の文化を醸成できたらいいなと思っています。
新谷: 分析グループは、いろいろな部署で分析をする際の中心となって、各部の営業や実行部隊がデータを見ながら動き始めています。そういう意味で、すごく形になってきているタイミングなのでこれからも伸ばしていきたいですね。
對馬: 伸ばしていく分野でいうと、他社サービスなど外部環境分析などがリソース的にまだこれからなので、新しく入ってくる方のスキルや経験によっては、そういうこともできるようなチームにしたいですね。多くの経験を積みながら、データ分析のスペシャリストあるいはデータ分析グループのリーダーを担っていただくことを期待しています。
—— 最後に、この記事を読んでいただいた方にメッセージがあればお願いします。
對馬: 楽しいグループだと思います。部としてすごく明るくて、仕事中はディスカッションが盛り上がることも多く、普段からの雑談も大事にしています。
データ分析の部署というと、みんなパソコンに向かって数字と睨めっこしているイメージを持つ方もいるかと思いますが、BIGLOBEは全然そんなことはなく、コミュニケーションを大事にしています。ぜひ、この楽しさが伝わったらいいなと思います。
新谷: そうですね。私たちのグループのメンバーの年齢層は社内で一番若いのではないかというほどなので、上司との距離も近くて、仲がいいですね。楽しく働ける環境があることが伝わったら嬉しいです。
—— 本日はありがとうございました!
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