プロダクト技術本部の川口です。
2023/11/27 - 12/1 に ラスベガスで開催されたAWS re:Invent に参加してきました。
せっかく参加することになったので、行く前にやりたいことを言語化してみました。
現地でやりたいこと
- AWSのスキルを競うAWS Jam, AWS GameDayにたくさん参加する
- 入賞して景品獲得を目指す
- なるべく外国人のエンジニアとコミュニケーションをとる
- 情報交換する
- EXPOのブースを回る
- ゲームができるブースがあるので一緒に遊ぶ
- 様々なセッションに参加して新サービス、トレンドを学ぶ
- グランドキャニオンに行く
- カジノで遊ぶ
前年社内で参加した人に聞くと手を動かすセッションがよいと聞き、AWS Jam、 GameDayを中心に参加しましたので、それらのセッションを中心に紹介していきたいと思います。
- AWS Jam / AWS GameDay とは
- AWS Jam: DevOps & Modernization
- AWS GameDay: Network Topology Titans
- アクティビティもある
- まとめ
AWS Jam / AWS GameDay とは
- 4人1チームのAWSのスキルを競うセッション
- 専用のwebページを開くと課題が与えられ正解すると得点がもらえる
- GameDay だと最初の課題を何問かクリアしないと他のミッションが解放されない
私は3つのAWS Jamと1つのGameDayに参加しました
- AWS Jam
- Generative AI
- DevOps
- AWS Jam and escape room
- AWS GameDay
- Network Topology Titans
主にDevOpsとNetwork Topology Titansについて感想を述べていきます。
AWS Jam: DevOps & Modernization
やりたいことリストに「外国人エンジニアとコミュニケーションをとる」と書いていたのでこのセッションは外国人エンジニア3人の方と一緒に課題に取り組みました。
使ったAWSのサービス
- CodePipeline
- CodeBuild
- Lambda
- ECS
課題の内容
- Javaアプリのコンテナ化
- CI/CD パイプラインの構築
私が挑戦した課題では上記のようなサービスを使ってコンテナを構築したり、CI/CD環境を整えたりするといった内容でした。
普段この辺のサービスを使うことは比較的多いので、つまったところはあったもののチームメンバーに聞きつつ課題を3つほど完了することができました。
課題を解いている中でよくわからない問題があったので「この問題わからないんだけど、誰か詳しい人いない?」と聞いてみたところ隣の方と一緒に問題文を読んで課題に取り組むことができました。 re:Inventでやりたいことリストの一つに「外国人エンジニアとコミュニケーションをとる」ことをあげていました。難しい議論をするところまではいきませんでしたが、お互いに「◯◯の課題が終わったよ」「次の課題やるね」と声をかけあいながら楽しく進めることができ、満足しています。
チームメンバーも優秀で60チーム以上参加してる中で8位になることができました。
AWS GameDay: Network Topology Titans
こちらは以前勉強会で知り合った方が誘ってくださり、日本人チームで参加することになりました。
使ったAWSサービス
- VPC
- CloudFront
問題の内容
- IPAMの設定、VPC・サブネットの構築
- S3とCloudFrontを使ったコンテンツ配信
最初の問題がIPAM、VPCの設定の問題だったのですが、どこのリソースを変更すればいいかわからずかなり手こずりました。 また、GameDayでは課題をある程度解かないと他の問題が解放されないような仕組みになっており、焦りました。
スタッフの人にヒントをもらいつつ、チームメンバーと議論しながら時間をかけながらも最初の課題を全問解くことができました。
他の課題も解き始めましたが、難易度は高めでうんうんうなりながら解いていきました。
最終的な順位は60チームくらいで35位と中途半端な成績に終わりました。
アクティビティもある
セッションのほかにもスポーツやゲームができるコーナーも設けられてました。 セッションの合間の息抜きになったり、同じセッションを受けた人と一緒に遊んだりして楽しかったです。
まとめ
AWS Jam、GameDayそれぞれ4つのセッションに参加しましたが、
- 普段関わらない人たちと一緒にコミュニケーションとりながらワークに取り組めた
- 使ったことがないサービスを強制的に触って学習できた
以上の2点が大きな体験となりました。また、他のAWS JamでML系や生成AI関連のサービスに初めて触れて苦戦したので、会社でSageMakerやBedrock等を使ってハッカソンを開催したいと思っています。
今回の re:Invent の参加を通して、AWSのことをより勉強したいと思える貴重な体験ができました。 この記事では紹介しきれませんでしたが、re:Inventでもブレイクアウトセッションでは(マイグレーションの話はまだまだありつつも)クラウドを使ってシステムをどうモダナイズするかが話題の中心になっていると感じました。
弊社では大きなトラブルの許されないバックオフィスシステムを全てAWSに移行し、データセンターを完全撤廃しています。
今後はクラウドネイティブ化の推進が課題です。セッションや情報交換を通じて得た情報を活用して、お客さまにより大きな価値を提供していきます。
最後に先日 KDDIグループむけのイベント AWS GameDay for KDDI Group が開催されました。 こちらのイベントのレポートも公開予定なので是非チェックしてみてください。
※ AWSは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標または登録商標です。