vEXPERTのブログ(2019年10月11日 VMUG部会)

BIGLOBE鈴木(研)です。今日は、ちょっと前の話ですが、10/11にVMUGの部会がありましたので、共有させていただきます。

JAPAN VMUG OCTOBER MEETING 2019

community.vmug.com

台風19号が近づいていたものの、何と30人くらい集まりました。

■テーマ

事前に与えられたテーマはこんな感じでした。

 御用達ツールの紹介,ツール自慢,ツールに関するお悩み相談.
 加えてアップデートに関する経験や情報も募集します!

BIGLOBEからは、VMware基盤の管理に役立つ3つのツールを紹介しました。

■BIGLOBEからのツール紹介

PowerShell Server

  • https://www.nsoftware.com/powershell/server/
  • 弊社のインフラの管理サーバはLinuxベース
  • Windows版vCenterがあったので、PowerShell Serverを使ってインフラの管理サーバと連携させて、VMware基盤を管理
  • 主な仕事は、
    • ESXホスト構築時の、パッチ適用のps1の呼び出し
    • 全vCenterのロール/権限設定のバックアップ

近々で、Windows版vCenterが全部廃止になる予定なので、Linux版PowerCLIに移行予定

vRealize Orchestrator

下記、ワークフロー作成画面の抜粋です。 f:id:bgl-suzuken:20191121172314j:plain

下記、作成したワークフローのウィザード画面(一部抜粋)になります。 f:id:bgl-suzuken:20191121172400j:plain f:id:bgl-suzuken:20191121172417j:plain f:id:bgl-suzuken:20191121172431j:plain f:id:bgl-suzuken:20191121172449j:plain

※ストブイ:弊社でのStorage vMotionの略称

  性能試験としては、平常時だけでなく、スナップショットを作成した状態/削除中の状態、vMotion/ストブイ/クロスホストvMotion中も計測しています。

WinMerge

  • https://winmerge.org/?lang=ja
  • 作業手順書の差分チェックの機械化
  • 目視は信じない!
  • 手順書改版時の、前回Verとの差分チェック
  • 作業対象機器の差分チェック

作業ミスや手順書の修正ミス、作業対象機器の間違え等を未然に防ぐため、WinMergeを使用しています。 f:id:bgl-suzuken:20191121172520j:plain

■Intelさんからの発表

Optane紹介

Optaneというパーシステントメモリ/SSDの紹介がありました。メモリとSSDの間に、Optaneシリーズが入ってきてます(下図の黄色とオレンジの部分)。 f:id:bgl-suzuken:20191121171236j:plain  

Optaneパーシステントメモリのモード

Optaneパーシステントメモリには2つのモードがあるそうです。 f:id:bgl-suzuken:20191121171159j:plain  

Intel VMDとは

従来のNVMeはデバイスのホットプラグが出来なくなっていたそうですが、Skylake以降のCPUではVMDというものが実装されていて、ホットプラグが出来るようになったとのことです。 f:id:bgl-suzuken:20191121171134j:plain  

NSX-TとDPDK

NSX-TとDPDK対応のNICを組み合わせれば、パフォーマンスがアップするとのことでした。ただし、DPDKの処理オーバヘッドで1コアは持って行かれるそうです。NSX-Vのサポート期限もだんだん見えてきているので、将来的にNSX-V → NSX-Tにバージョンアップする時には、DPDKとの組み合わせを検討するのも良さそうに思いました。 f:id:bgl-suzuken:20191121171219j:plain  

Optane SSDと3D NAND

Optane SSDと3D NANDの違いについても説明があり、理解が深まりました。どちらかが良いというわけではなく、うまく使い分けていく必要があります。

Optane 3D NAND
left-aligned column left-aligned column left-aligned column
ブロックの変更 可能(ガーベージコレクション不要) 不可(空き領域に追記、開放した領域は後でガーベージコレクションで回収)
メモリセル構造 積層(大容量化を実現) 単層
利用シーン 高パフォーマンス向け 大容量向け

■感想

各社で使っている運用ツール、便利ツール、中にはデータセンターで使う物理的なツールを紹介する方もいらっしゃいました。色々な人が集まると、予想していない角度からの話を聞けるので、いろいろ刺激的で興味深かったです。

また、Intel/VMware社からの発表でOpteneの紹介をいただき、今後Optaneをどのように活用していくのが良いのか理解が出来ました。OptaneをvSANのR/Wキャッシュにすることで性能アップが期待できるとのことです。

以上です。