BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

スピーディーな成長を支える、挑戦を途切れさせないOJT【新卒 × コーチ対談 エンジニア編 】

OJT対談2人の写真

今回ご紹介するのは、2023年新卒入社でエンジニア職の上田彩登と、OJTでコーチを担当する梅津祐太の対談です。2人ともプロダクト技術本部 クラウド技術部 クラウドプラットフォームグループに所属しています(2023年9月取材時)。

入社前の不安から、研修・OJT、先輩のサポートを通じてどのような意識の変化があり、どのようにスキルアップしていったのか。就活から、内定・入社、そして今に至るまでの成長の過程をレポートします。

就活時のインターンシップの経験が、この会社を選んだ理由

 

—— まずはお二人のプロフィールを教えてください。

 

上田:学生時代は工学部で電機やネットワークを広く浅く勉強し、ゼミではセキュリティを専攻し、暗号関連の研究をしていました。研究対象がかなり特殊で、仕事に直接活かせる分野ではなかったんです。そのため、パソコンを触って何かすることは好きだったことから就活はIT業界に絞り、通信やネットワーク、開発系の企業まで幅広く見ていました。

その中でBIGLOBEに入社した決め手は、選考が始まる前のインターンシッププログラムに参加し、Amazon Web Services (以下、AWS)の最新技術に実際に触れられたことです。他社のインターンは、みんなで話し合ってソリューションを出そうといった内容がほとんどで、より実践的な取り組みを経験できるこの環境なら、入社後もいろいろできるだろうと感じたのです。

あとで話しますが、実際にいろいろな挑戦ができているのでこのときの感覚は間違っていなかったと思っています。

上田彩登の写真

新入社員:上田 彩登(うえだ あやと

プロダクト技術本部 クラウド技術部 クラウドプラットフォームグループ

工学部 電気通信系学科卒
2023年4月新卒入社、2カ月間の人事部主催新入社員研修を経て6月から配属。

梅津:私は昨年から新卒のOJTにおけるコーチ役を担当しています。BIGLOBEに入社したのは10年以上前の2008年で、当時は法人向けサービスの部門でセールスエンジニアとしてBtoBの業務を担っていました。約3年半経験した後、今も所属しているインフラ部門に異動し、2018年からは現在に至るまでプロダクト技術本部にて、主にAWS推進チームの一員として活動しています。

また直近では、エンジニアも新しいサービスを考えようという活動が盛り上がってきており、新規事業の推進メンバーも兼務している形です。

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梅津祐太の写真

コーチ:梅津 祐太(うめつ ゆうた)

プロダクト技術本部 クラウド技術部 クラウドプラットフォームグループ

電子情報学部 情報メディア学科卒
2008年新卒入社

—— 上田さんは2023年入社なのでまだ1年目ですが、入社前に不安はありませんでしたか?

 

上田:仕事については不安はほとんどありませんでした。技術の基礎はありましたが、大学での研究が生きる分野ではなかったので一から頑張ろうという気持ちだったからです。

あえて不安といえば、今まで実家暮らしだったため、初めての一人暮らしで遅刻しないように起きれるかなといったところと(笑)、同期入社のメンバーと馴染めるかでしたね。大学では、周りがみんな理系学生だったのでノリが合うかどうかが心配でした。

 

—— 実際にいかがでしたか?

 

上田:2カ月の新入社員研修で同期とはすぐに打ち解けました。期間が長くも短くもなくちょうどよかったのと、周りのみんなが意見を否定しない人ばかりで、考えが違っても1回は受け入れてから代替案を出してくれたので馴染みやすかったです。研修が終わった今もみんなで集まってランチを食べながら近況報告や相談などをしているので、刺激し合える関係の同期がいることにありがたみを感じますね。

 

—— コーチの梅津さんの印象はいかがでしたか?

 

上田:学生時代、企業選考前のインターンシップを受けたときに担当してくれたのが梅津さんでした。2022年2月頃のことです。その際は、質問に真摯に答えてくれる人という第一印象を受けましたね。

その後、BIGLOBEに入社して、梅津さんが私の直属のコーチになりました。仕事ができる方なのでとても多くのプロジェクトを任されていて、いつも忙しそうだなと感じる反面、私の質問にはいつも快く答えてくれます。

私はわからないことをそのままにして進むのが嫌いな性格なので、常に聞くようにしているんです。もちろん自分で調べてから頼りますが、梅津さんもいつもサポートしてくれるのでありがたく感じています。

 

—— 梅津さんから見て、上田さんの印象はいかがでしたか?

 

梅津:知的好奇心が強く、わからないことを素直に聞く姿勢があるのは、とてもいいなと思っています。先輩の立場からすると、憶測で突っ走られるのが一番怖いので、聞いてくれるのは嬉しいことです。

特に上田くんは、誰に対しても臆せず質問できるところがすごいなと感じていて、以前も父親くらい歳の離れたベテランの先輩のもとに自から飛び込んでいって質問し、私に報告を上げてくれた時点では解決していたなんてこともありました。

 

上田:昔から1対多のコミュニケーションは苦手なのですが、1対1なら教えるのも、聞くのも積極的にできるタイプでした。

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成長スピードの早さに合わせて、次々と課題に取り組む日々

 

—— 入社後2カ月間の全体研修が終わってからOJTがはじまりました。具体的にはどのように進めていったのでしょうか?(インタビュー時2023年9月時点まで)

 

梅津:6月から始まったOJTでは、まずAWSの勉強が中心でした。この部署ではAWSがわからないと業務が成り立たないので、実際に触れてもらうAWSアカウントを取得するために社内試験を受けてもらって、その後実際に操作をしてもらいました。

このAWSアカウントは会社の費用で運用しているので、コストについてもしっかり考えてもらうように一番最初に設定をしてもらいました。

 

上田:AWSについてはインターンでも触れましたが、ほとんど初めての経験。用語は多少知っているレベルだったので、わからないことはネットで調べて、ハンズオンで環境を作ったのが6月です。会社がAWSの環境を用意してくれるので、実際に手を動かすことで知識を吸収できたことがとても多かったです。独学で勉強するとなると、自分のお金で環境を構築する必要がありなかなか手が出せない分野だったので嬉しかったです。

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梅津:7月になると、AWSの勉強と並行してプログラミングをやってみたいという話を上田くんからしてくれたので、グループリーダーから困っていることを聞いて社内ワークフローの改善プロジェクトに取り組みました。今までOSの脆弱性情報のメールを目視し、スプレッドシートに転記するというフローを手作業で行っていたため、データを自動取得できるよう改善していくシステムの開発を行いました。

 

上田:AWSのハンズオンだけだと業務に活かせないので、他にできることはないかと梅津さんに相談して担当させていただきました。結果、とても面白かったです。プログラミングして目に見える形で成果が出る楽しさを味わえました。

 

梅津:7月は他にもBIGLOBE主催のAWS研修を開催するためのサポートにも参加してくれました。具体的にはプログラム内容が新人の目から見て理解できるかの確認や、開催要綱を作って、参加者に通知を出して、アンケートを回収してといった一連の業務です。

さらに8月は、学生向けのインターンシップ準備にも取り組んでくれました。AWSのアカウントの作成から、ハンズオンできるか、インターフェースが変わっていないか、手順書などの資料の内容は大丈夫かといった確認まで、一通りのことはやってもらいました。

 

上田:つい先日まで学生だった私が実際に受けていたインターンシップは、裏ではこんな大変なことまで準備していたのかという驚きがありましたね。自分が受ける側だったときは、とりあえず手順書通りやれば動くと知りましたが、運営サイドでは間違いなく動作するかをここまで突き詰めて考えていたんだなという発見がありました。

 

4月 入社
新入社員研修(2カ月間)
6月 配属
AWSの勉強
AWS評価環境のコスト監視作成
タスク整理ツールの設定
7月
社内ワークフローの改善、脆弱性情報の自動取得
AWS研修開催サポート
8月
インターンシップ準備
既存サービスリニューアル対応

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—— そんなOJTを通じて、お互いが意識していることを教えてください。

 

梅津:上田くんはとにかく手が早く、完成までも早い。しかも、たくさん質問してくれるので、暇にならないようにやることを途切らせない工夫を心がけました。その上で、他人と関わって仕事をしてもらうことを意識しました。例えば、人が足りないプロジェクトに上田くんが加わって、いろいろな人に話を聞きながらリニューアルに対応したり、他の部署の人に話を聞きにいったりと、そこには手応えを感じています。

 

上田:配属されてから覚えることがとても多いのですが、どの業務をしても大変ですが満足感を得られる学びの多い3カ月でした。中でも、どうしようか悩んだときは、当然周りの先輩方は自分より知っているので、頼ることが大事です。頼りすぎて負担をかけるのは良くないなとは思っているので、「これはできるけど、これはできない」と線を引いたり、伝え方を工夫したことが壁を乗り越えられたポイントなのかなと思います。

 

梅津:繰り返しになりますが、人に聞く姿勢があるのはとても助かっています。人によってはまごまごして、結局わからないまま自分で動いてトラブルになることもあるためです。

私自身も質問があったときはできるだけ答えてあげようと思っていますし、どうしても打ち合わせなど手が離せない予定があるときは「ごめんね」と伝えて、時間が作れたときに回答しています。また、私がわからないことでも社内事情については詳しいので、「これなら誰々に聞いてみようか」と助け舟を出すようにしています。

梅津祐太の写真

社内で認知されるように、前に出ていくことが次の目標

 

—— OJTにおける今後の目標を教えてください

 

梅津:私の部自体がAWSを推進する部署なので、上田くんもそのメンバーの1人として、まずは社内に認知されるように育てていきたいです。昼礼の発表時や、社内ブログなどで、前に出ていくことをサポートしたいですね。

 

上田:昔から発表は苦手なので個人的な課題としてありますね。きっと向いていないわけではなく練習不足なので、社会人になったからには慣れる必要があります。その反面、わからないことを調べながら1人で黙々と作業したり、人に1対1で教えることは大学の研究室時代から得意分野なので、自分の活かし方を考えながら、今の部署の1人として知られるような発信をしていきたいと思っています。

 

梅津:上田くんは得意なこと、苦手なところはすでにわかっているので、苦手なりにもそれなりにできるようになれば、1年目としてすごくいいなと思っています。業務上ではもう充分に活躍しているので、困ったり、精神的負荷が高い挑戦に関しては、私やグループリーダーに相談しながら進めていくことでさらに成長できると思います。

 

上田:これから頑張ることは多いなと自分でも感じています。特に苦手分野をどう克服するかを手探りで見つけていきたいと思っています。初めての一人暮らしや同期とうまくやれるかという不安は解消されたので、あとは仕事に邁進するだけです(笑)。

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—— 最後に就活生に向けてメッセージがあればよろしくお願いします。

 

梅津:エンジニア視点で話すと、BIGLOBEはソフトウェア開発もできて、データセンターの運用など物理的なハード面も、ネットワークインフラにも携われるので、多種多様な活躍ができる会社です。自分たちで要件を決めて、手を動かして開発したり、実機を使ったり、新しいサービスを考えたり、社内でなんでもできる、その仕事の幅広さに魅力を感じる人はぜひ来て欲しいですね。

 

上田:私はつい最近まで就活生だったので、会社を決めるならどういう視点が大事かというアドバイスをしたいと思います。それは、学生時代に自分が得意だったことを軸に業種を選ぶこと、もしくは絶対にやりたくない仕事を除外することです。

私の性格上、営業職は精神的に負担で嫌になってしまいそうだと思ったのでやめましたが(笑)エンジニアリングに関わることなら苦手なことでも頑張れます。梅津さんの言うように、BIGLOBEは幅広い挑戦ができる会社なので、壁にぶつかっても自らのスキルで乗り越えていけるよう早く成長し、みなさんと一緒に働ける日までにしっかり教えられる先輩になりたいですね。

 

—— 本日はありがとうございました!

 

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