BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

ファン醸成のマーケティング『知ってもらい、好きになってもらい、長くファンでいてもらう』

はじめまして。BIGLOBEの中川です。

今年はコロナ禍という環境の中、何だか、夏を満喫できないまま、寒くなってきたなぁと寂しい気持ちになっている今日この頃ですが、仕事は常に灼熱の太陽がごとく、燃えております(笑)。

さて、今回のテーマはマーケティングですが、マーケティングというコトバの定義からは、非常に幅広い活動が包含されます。
中でも、認知獲得⇒ファン醸成のお話のごく一部を書かせていただきます。

 

中川 圭子(ナカガワ ケイコ)

執行役員CMO 
営業統括本部 副本部長 兼 広告宣伝室長

 

はじめに

皆さんの周りの方々は、どれくらいBIGLOBE(ビッグローブ)をご存知でしょうか。

1986年、パソコン通信(この名称自体が若い世代には??かもしれないが)のPC-VANを開始し、インターネットサービス業界では老舗中の老舗の会社です。

パソコン通信とは、俗にいう『クローズドネットワーク』になり、参加者に閉じられたコミュニケーションサービスのプラットフォームで、当時、このサービスのホスト運営をしていた中でも、NiftyのニフティサーブとBIGLOBEのPC-VANは数百万という会員数を誇る二大プレイヤーでした。

現在、50代以上になっておられる方々で、いち早くインターネットのギーグとなった方々が楽しんだ世界です。

30~40代の方だったら、25年前に開始したプロバイダーサービスとしてのBIGLOBEをご存知の方が多いと思います。

20代の方からは、お祖父さんがNECのパソコンを使ってて知ってます!という声も耳にしますが、特に若年層の方々へのBIGLOBEの認知は低い状況です。

そんなBIGLOBEが近年取り組んでいることの1つが、
『知ってもらい、好きになってもらい、長くファンでいてもらう』という活動です。

予算を抑えた認知拡大へのチャレンジ

 まず、『知ってもらう』という認知拡大施策は、多額な媒体費さえかければ、割と簡単だったりします。

しかし、予算をおさえて、『知ってもらう』というのは工夫がとても必要です。

そして、ただ、社名を覚えていただくだけでは勿体ない、BIGLOBEってなんかイイな、好きだな、良いサービスだな、という好意形成までをも得る取組みを目指しています。

バイきんぐさんに広告宣伝活動にご協力いただき、インフォ―マーシャル動画やバラエティ番組を作成し、ネット中心に配信しています。

バラエティ番組『フレンドリーバイきんぐ』は、人見知りの小峠さんが相方の西村さんお得意のキャンプ(といっても、毎回、ちゃんとキャンプしていない・笑)を通して、お友達をつくるというテーマで、今夏に第四弾をABEMA TVでオンエアしました。各方面のたくさんのゲストの方々にもご出演いただいておりますので、宜しければ、公式YouTubeチャンネルからご覧ください。

この番組には、弊社のロゴにも使われております、BIGLOBEのキャラクター『びっぷる』(プロフィール:https://www.biglobe.ne.jp/bipple/)も出演しております。

小峠さんの毒舌イジリにもめげず、バイきんぐさんとは、もう、すっかり仲良しです。

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今夏の番組は皆さんご存知のようにコロナ禍の状況で、企画当初、撮影はできるのだろうか?という状況でしたが、ピンチはチャンス、今こそ、通信サービスを提供する我々の強みのアピールだ!と、インドアでもアウトドアでも活用できる我々の通信サービスを実際に皆さんに使っていただきながら、番組制作を行いました。

また、サービスのUSP(Unique Selling Proposition)をフィーチャーした、バイきんぐさんのコント動画も制作し、利用イメージを持ちながら、BIGLOBEを知っていただくという、『知ってもらい、好きになってもらう』という活動の一環となっております。

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目指すは心地よいコミュニケーション

『データドリブンマーケティング』。

このコトバに聞き覚えのある方もいらっしゃるでしょう。

何だか、コトバだけですと味気ない感じもしますが、実際には人間味のある話です。

マーケティング活動の中で重要なことの1つとして、『知る』という行為があります。

何だか、先ほどの認知の話と混同しそうなワードではありますが、、

『知る』というのは、物凄く広範囲の情報収集となります。

どんなに広範囲な情報収集でも全てを知ることはできませんので、出来る限りの情報収集を行えるように努めます。

市場・競合・お客様を含む自社の状況。これらの情報を収集し、360度の観点から分析を行います。これをアナログで行っていたら、とんでもない膨大な時間がかかるため、これらのデータ収集と利活用についてデジタルを活用して行っていきます。

そして、我々が最も力を入れているのが、ユーザーを『知る』という活動です。

ここで、WHY(何故、知るの?)です。

我々は、お客様に対して、なるべく、ストレスのかからないコミュニケーションを目指しています。

そのために、個々のお客様の状況を理解し、お客様の未来の行動やニーズを想像しながらのコミュニケーションを可能とするため、データドリブンマーケティングを推進しています。 

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このデータマーケティングは、決して最近のものではなく、インターネットが存在する前から、アンケートデータなど、マーケティング活動に生かす取組みは行われていました。

デジタルが発展することで、データ量は膨大なものとなり、今や、国際的なデジタルデータの量は約40ゼタバイトにも及ぶようです。

そして、これら膨大な量のデータ収集が可能となり、『質』という部分が変わってきました。

自社内外の幅広いデータによって、断片的なデータ分析では見えづらかった一人一人のユーザー行動を匿名性を確保しつつ、リアルタイムで把握することが可能になったのです。

まだまだな状況ではありますが、 『知ってもらい、好きになってもらう』だけではなく、『長くファンでいてもらう』ために、お客様の期待を超えるコミュニケーションを目指して、日々、邁進したいと思っています。

まとめ

マーケティングは4Pで語られるように、商品やサービスの企画、プライシング、プロモーション、流通など販売手法から、リテンション、アップセル・クロスセル、ファン醸成など、とても多岐にわたり、創造的でチャレンジングなお仕事です。

もし、ご興味を持っていただけたら、我々と一緒に、BIGLOBEファンを増殖させてみませんか?

www.biglobe.co.jp

 

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