BIGLOBEでは当社の20代社員を対象に「生活に関するアンケート」を実施。協力してくれた50名のアンケート結果を元に、生活の実態について前編(住まい)、後編(生活費)と2回に分けてご紹介します。
これから就活を始める方の参考になれば嬉しいです。(2021年9月 BIGLOBE調べ)
前編「住まい」に続いて、後編では「生活費」についてご紹介します。
毎月かかる生活費はどのくらい?
さて、ここからは生活やそれらにかかる費用に関して質問してみました。まずは、住まいが「一人暮らし」の社員について見ていきます。
Q.固定電話☎を引いていますか?
「一人暮らし」では「引いていない」(100%)という結果になりました。「同居」では「引いている」(44.4%)、「引いていない」(55.6%)となっています。
Q.お使いのインターネット回線は?
今や生活に欠かせないインターネット。その環境や通信費について質問してみました。
「一人暮らし」では「光回線」(87.5%)の他にCATV、モバイルルータという回答もありました。「同居」では「光回線」(100%)となっています。
物件選びのときのインターネット環境チェックポイントは、当社社員の記事「テレワークのために引っ越しました」を参考にしてみてください。
Q.1カ月にかかる通信料(スマホや家の固定回線など)は?
1カ月にかかる通信料は「5,001円~10,000円」(53.1%)、続いて「~5,000円」(37.5%)という結果となりました。「同居」でもほぼ同じような割合となっています。
では、通信費以外の費用はどの位かかっているのでしょうか。まずは自炊しているかどうかから質問してみました。
Q.自炊はしていますか?
「ほぼ毎日している」(37.5%)、「時々している」(50%)と、合わせて9割近くが自炊しているという結果になりました。自炊は節約だけではなく、気分転換や健康にも良さそうです。
Q.1カ月にかかる食費は?
では1カ月にかかる食費はどのくらいでしょうか。
「20,001円~30,000円」(40.6%)が最も多く、次に「30,001円~40,000円」(31.3%)、「40,001円~50,000円」(21.9%)と続きました。
Q.1カ月にかかる光熱費(電気、ガス、水道)は?
光熱費は「7,001円~8,000円」(28.1%)が最も多く、次に「~6,000円」(21.9%)、「9,001円~10,000円」(18.8%)と続きました。
ここからは、住まいの形態に関わらず全員の回答を見ていきます。
Q.1カ月にかかる交際費(知人との飲食、贈り物、冠婚葬祭など)は?
「交際費(知人との飲食、贈り物、冠婚葬祭など)」は「10,001円~15,000円」(22%)が最も多く、次に「5,001~10,000円」(18%)、「~5,000円」(16%)と続きました。
「30,001円以上」という回答の中には、「年齢的に知人の結婚式が多いから」という意見もありました。
Q.1カ月にかかる教育・娯楽費(習い事、趣味)は?
「教育・娯楽費(習い事、趣味)」は「5,001円~10,000円」(22%)が最も多く、次に「15,001円~20,000円」(20%)、「~5,000円」(18%)と続きました。
どんな習い事をしているか質問したところ、「英会話」が多数。その他には「華道」、「ヨガ」、「バレエ」、「料理」などが挙がりました。
当社では、選択式福利厚生であるカフェテリアプラン制度を導入しています。レジャーやスクールなどライフスタイルに合った補助を年間6万円相当の範囲で選択できます。
Q.1カ月にかかる生活費(光熱費を除く衣類、美容、医療、日用品など)は?
「生活費(光熱費を除く衣類、美容、医療、日用品など)」は「10,001円~15,000円」(34%)が最も多く、次に「15,001円~20,000円」(18%)、「~5,000円」(16%)と続きました。
まとめ
当社20代社員の生活をベースに、住んでいる地域や物件の選び方、また、生活する上で必要な費用についてご紹介しました。毎月の家賃を含む生活費については、費目ごとのボリュームゾーンとなった上限金額で計算すると、おおよそ168,000円となりました。
最後に、一人暮らしの社員から、一人暮らしで良かったこと、つらいこと、次に引っ越すならどこに住みたいか、節約術、その他アドバイスを教えてもらいました。
就活の際に、新生活のイメージ作りや物件選びの参考にしていただけると嬉しいです。
Q.一人暮らしで良かったことは?
「人目を気にせず、とにかく自由で気楽」という意見が多数。他には、「友人を気軽に呼べる」「仕事に集中できる」などの意見もありました。
Q.一人暮らしでツライことは?
「さみしい」という意見が多数。他には「病気になった時」、「固定費(家賃)がきつい」、「虫の退治」、「家事」などの意見もありました。
Q.次に引っ越すならどこに住みたい?
「会社の近く」が最も多く、2位は「山手線沿線」でした。また、通勤の利便性には欠けるかもしれませんが、「湘南、みなとみらい、三浦半島」など、海に近い場所も挙がりました。
Q.一人暮らしの節約術は?
・自炊する
・コンビニや外食を控える
・MVNOを契約してスマホ代を安くする
・無駄なものを買わない
・冬は暖房より足元ヒーター、夏は冷房より扇風機を使用する
・週末にご飯の作り置きをする
・周囲に安いスーパーがあるかチェックしておく
・スーパーのセールをチェックする
・家計簿でお金を管理する
Q.これから一人暮らしをする方へのアドバイス
[物件選び]
・住みたい駅周辺の不動産屋で紹介してもらう
・不動産屋への手数料は安くしてもらえる場合がある
・内見は複数行い、合い見積もりもすると良い
・契約更新時には更新料がかかる事に注意(大阪にはあまり無い概念)
・多少家賃が高くなっても会社の近くに住む(お金で時間を買う)
・多少家賃が高くなっても宅配ボックスがあって、24時間ゴミ出しOKの物件がおすすめ
・携帯の電波が入ることを確認する
・RC造の築年数が浅い物件が騒音対策におすすめ
・埼玉や神奈川だと家賃は抑えられる
・不要なオプションは断り、必要なら自分で手配したほうが初期費用を削減できる
[あると便利なもの]
・ドラム式洗濯機は時短に良い
・電気ケトル
・浴室乾燥機
[防犯・災害対策]
・女性の場合はセキュリティ上1階の部屋は避ける
・防犯対策のため、カーテンは遮光1級がおすすめ
・同じ建物にどんな人が住んでいるか聞ける範囲で聞く
・ハザードマップや都市計画まで住環境のチェックを徹底する
[その他]
・引っ越しはリサイクル段ボールを選択すると安くなる
・物流の状況によるため、住み始めに必要となるものは早めに手配する
・最初はミニマリスト位の家具・家電で始める
・生活費用と貯金用の口座を分ける
・ネットの開通まで時間がかかるので物件が決まり次第すぐに申し込む
最後までお読みいただきありがとうございました。