BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

仕事と育児と地域活動。コロナ禍前に地方移住したエンジニアが語る、“ワーク”と“ライフ”のバランスと融合

児珠 大輔

こんにちは。BIGLOBE Style編集部です。

今回インタビューを行ったのは、コーポレート本部 DX推進部 IT戦略グループの児珠 大輔。会社でコロナ禍によるリモートワークが導入される前から栃木に移住し、仕事をしながら子育てや地域活動にも積極的に取り組んできました。

現在は通勤とリモートワークのハイブリッドな働き方で、充実したワークライフバランスを実現しているといいます。ワークとライフがお互いに与える良い影響や、人生100年時代のビジョンなどを語っていただきました。

コロナ禍以前から栃木に移住。リモートワークでさらにライフが充実

 

—— まず、児珠さんのこれまでのキャリアについてご紹介をお願いします。

 

2000年にNECに新卒で入社し、配属されたのがBIGLOBE事業でした。以降ずっとBIGLOBEで技術部門を渡り歩いてきています。初めはOSやサーバーなどインフラ基盤にかかわる業務を担当し、その後2003年からはBIGLOBEメールにずっと携わってきました。その後、社内向けのシステムを担当する現在の部署に移りました。

18年間携わってきたメールの仕事にはとても思い入れが強かったので、社内システム担当になった当初は「なんで自分はここにいるんだろう」と思うこともありました。ですが、徐々に慣れてきて社内システムの仕事にも愛着が湧いてきましたし、その頃ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めて社内のリモートワークへの対応を迫られているうちに、そんな思いはなくなりましたね。

児珠 大輔

以前から育児や介護が必要な一部の社員向けにはリモート環境を提供していたので、そこを拡張して全社員がリモートワークをできるようにしました。とにかくスピード感を持って対応しなければいけなかったので、調達部門にも協力してもらいながら、一人でも多くの人が少しでも早く在宅で仕事ができる環境をつくることを目指しました。

 

—— BIGLOBE社員がリモートワークができるようになったのは児珠さんたちの取り組みの成果でもありますね。そんな児珠さんは移住されて遠方にお住まいですが、コロナ禍の影響もあったのでしょうか?

 

実は移住したのはかなり前で、2011年だったんです。それまでは埼玉に住んでいたのですが、子どもが小学校に上がるタイミングで栃木県の下野市というところに引っ越しました。自然が多く、広い家に住めるところで移住先を検討していたのですが、私は親の転勤で宇都宮に住んでいたことがあり、妻も宇都宮出身なので、自然と栃木で暮らすという流れになりました。

 

—— そうだったんですね。移住後の通勤は大変ではなかったですか?

 

最寄駅は湘南新宿ラインの始発駅で、朝は座れるんです。片道2時間くらいかかるのですが、当時オフィスがあった大崎駅(現在は品川シーサイド駅へ移転)まで乗り換えがなく一本で行けるので、その2時間は自由に過ごすことができたんですね。本を読んだり、睡眠不足の時は休息をとったり。映画1本観ることもできてしまいます。家に帰ると子どもがいてなかなか自分の時間がとれないので、通勤時間を自分の時間に充てられるのはとても良かったです。

児珠 大輔

また、インフラ基盤を担当していた当時も夜間の障害対応などで、家からリモートで入ってサーバーのメンテナンスをするといった業務もやっていたんです。なので、将来的にはオフィスに通わなくても家から仕事ができるようになるんじゃないかという予感はありました。移住を決断できた理由はそこにもあるかもしれません。予想どおり今ではリモートでも働けるようになったので、さらに時間に余裕が生まれましたね。通勤に充てていた時間で近所を散歩するなどしており、健康にも良い影響がありました。

児珠 大輔

積極的に地域活動に参加。仕事にも良い影響が

 

—— プライベートについてもお聞きできればと思います。卓球の審判として活動されていらっしゃると伺いましたが.....。

 

はい、子どもが卓球を始めたことがきっかけで、卓球の審判の資格をとりました。初めは練習場や大会会場まで送迎をしているだけだったのですが、大会の進行やサポートをしているうちに関わりが増えていき、「資格をとってみないか」という話をいただいたんです。子どもたちが頑張っているんだから、自分も何かやってその姿を見せたいと思い、挑戦しました。最終的には上級審判員という国内の大会であればどこでも審判ができるという一番上の資格をとるまでになりました。

児珠 大輔

—— すごいですね!BIGLOBEでの仕事とは全く別の領域ですが、そこは気持ちを切り替えて取り組んでいるんでしょうか?

 

基本的にはそうですね。ただ、仕事で培ったスキルが卓球で役立ったり、卓球を通じて経験したことが仕事にいい影響を与えたりといったこともあります。初めて会ったメンバーといきなり一緒に審判をすることもあるのですが、その時は仕事で培ったリーダーシップやチームワークを活かせていると思いますね。仕事に与える影響としては、栃木で国体があった時に審判をさせていただいたのですが、有名な選手のプレーを間近で見たことが良い刺激になり「自分も頑張ろう」と仕事へのモチベーションが高まった、ということがありました。

また、卓球以外にも地域振興を目的とした交流イベントにも参加しているのですが、そこでも仕事で得たスキルを地域に還元することを意識しています。IT関連の仕事をしている人は地域には少ないですし、高齢の方も多いので、パソコンやスマホの使い方を教えて欲しいというニーズがけっこうあるんです。自分としては当たり前すぎて大したことないと思っていることでも、地域の人からすると「そんなことができるの?」と驚かれることもありますね。その経験が仕事に活きることもあります。「慣れていない人はこういうところでつまずくんだ」ということがわかるので、仕事においても「ここは丁寧に説明しよう」と気をつけるようになりました。

児珠 大輔

—— そこまでニーズがあるのであれば、副業にもできそうですね!

 

自分としてはそれで儲けようなどとは考えていなくて、あくまで地域に溶け込んでいくための活動だと思っています。元々、月曜日から金曜日まで仕事だけをしているような生活をしていたので、家に帰ると周りにほとんど知り合いがいなかったんですよ。このままでは定年退職した後に誰も知り合いがいないという状況になってしまうと不安を感じて地域の活動に積極的に参加するようになったので、受け入れてもらうことが報酬と言いますか、ギブアンドテイクのような感じだと思っています。

 

—— 地域に溶け込むにあたって、スキルの提供以外に意識していることはありますか?

 

一人で何かやろうと思ってもなかなか難しいので、まずは仲間を作って、一緒に意見を出し合いながらやっていくことを大切にしています。これは仕事でも同じだと思います。BIGLOBEには、11個のキーワードから成る「ビッグローブマインド」というフィロソフィがありますが、この中で私が一番意識していて自分の中に根付いているのは「チームビッグローブ」です。

児珠 大輔

新入社員の頃に、すごく怒られたことがあったんです。「一人で完了する仕事なんてないんだから、周りを巻き込んで協力しながらやらないと成果は出ない」と。それ以来ずっと、仕事でも地域活動でも意識していますね。

人生100年時代を見据えて、どう生きたいかを模索して欲しい

児珠 大輔

—— 児珠さんのお話を伺って、ワークとライフが互いにいい影響を与えているんだなと感じました。ワークライフバランスを大切にしたいと考えている方に向けて、何かアドバイスはありますか?

 

若手の方にお伝えしたいのは、若いうちにいろいろ試してみて欲しいということですね。家族、特に子どもができると学校の関係もあり移住の難易度は上がるので。通勤が可能な範囲で、サーフィンがしたいなら海の近く、山登りが好きなら山の方など、まずは自分がやりたいことや好きなことをベースにどんな生活をしたいか考えてみると良いのではと思います。

いきなり移住を決めるのはハードルが高いですが、まずは旅行の延長のような形で、1〜2週間どこかの地域に滞在しながら働いてみるというのも良いかもしれませんね。

BIGLOBEでは「ONSEN WORK」という温泉ワーケーションのサービスも展開していますが、個人で温泉など非日常の場所に行ってリフレッシュしながら仕事をするのも良いですし、普段リモートで仕事をしているチームメンバー同士で行って、顔を合わせながら打ち合わせをするというのもたまには良いですよね。

 

—— いいですね! 最後に、児珠さんご自身はこれから先どんなビジョンを描いているのか、お伺いできればと思います。

 

人生100年時代と言われています。定年退職後の人生も長いと考えると、地域での人間関係を築いておくことは自分にとってとても大切です。コロナ禍で外に出ることや人と接する機会が減りましたが、最近はいろいろなイベントやお祭りなども再開できるようになってきたので、また少しずつ地域の行事にも参加していきたいですね。平日は都内やリモートで仕事をし、休日は地域で活動、という二本柱のスタイルをこれからも続けていきたいと思っています。

児珠 大輔

—— 本日はありがとうございました!

 

※ 記載している団体、製品名、サービス名称は各社の商標または登録商標です。