BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

未来を自らの意思で作り上げることが、インターネットの健全な成長に繋がる仕事

南 雄一

こんにちは。BIGLOBE Style編集部です。

今回話を聞いたのは、プロダクト技術本部 ネットワーク技術部 部長 南雄一。コアネットワーク設計・運用に関わる仕事のやりがいをご紹介します。

また、どのような組織を目指し、そのためにどのような人と働きたいかなど、いろいろと話を聞いてみました。

今回ご紹介する部門では、一緒に働く仲間を募集しています。ご興味のある方はこちらの採用情報をご覧ください。

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業界を良くしていくために、難易度の高いミッションに挑む

南 雄一

南 雄一(みなみ ゆういち)
プロダクト技術本部 ネットワーク技術部 部長

1998年NECへ入社後、BIGLOBEの前身となる部署へ配属となる。
以降、ネットワーク基盤を担当し、中でもコアネットワークの設計、運用に長く携わる。peering交渉を中心に、社外活動に力を入れている。

—— 現在、ネットワーク技術部では中途採用を募集しています。まずは、この部署にて求める人物像について教えてください。

 

インターネットが好きな人がいいですね。インターネット上でビジネスをしている会社なので、このインフラを健全に成長させることに貢献できる人です。

ネットワークエンジニアの実務経験者を募集しているので、当たり前のことを言っているかもしれませんが、一番大事なのはそういった想いややる気があることなんですよね。

もちろん私自身もインターネットが大好きで、この利便性を全ての人に享受して欲しいという想いを持って日々仕事に向き合っています。

 

—— 具体的にはどのような仕事内容なのでしょうか?

 

この部署は、いわゆるコアネットワークやAS運用に関わっており、開発からオペレーション、さらにはインフラ系の新規事業の企画開発まで携われるポジションを用意しています。

例えば、社内ではID単価1.0倍という目標を掲げ、戦略立案・遂行しています。
インターネット利用者やIoT機器が増えたり、メタバースなど新たなサービスが拡大したりすると、維持コストが上がるため、本来ならばお客さまへの請求額は上がります。

これを変えない=1.0倍にできるように目標を掲げ取り組んでいるのがID単価1.0倍です。口では理想を簡単に言えても、技術的なところだけではなく、業界の仕組みを変えたらできるのではないかなども検討する必要があったりと、かなり難易度が高いミッションです。

この部署では、設計の仕事がメインになるか、運用業務がメインになるかなどは本人の適性や希望に合わせていますが、外部のインターネット事業者との交流や業界の発展のため社外に向けた発信など、インターネットを良くしていくという視点があればさらに面白い環境だと思います。

 

—— インターネットを利用するユーザーにとっても素敵な取り組みですね!

 

タイミング的には新しい挑戦も仕掛けているところです。1つはサービス開発で、個人のお客さまだけではなく企業向けの事業を検討していたり、もう1つは関東・関西・九州の既存ネットワーク拠点以外にも、東北や北海道などのエリアへの拡張も考えています。このように、新しい価値を生み出すことに関わりたい人に挑戦しがいがある会社ではないでしょうか。

 

「ネットワーク業界にこの人あり」となるチャンスを掴む

南 雄一

—— 上流工程から関わったり、新規事業に取り組んだり、社外へ発信できたりなど、業務の範囲は多岐に渡りますね。

 

部署としてはインフラ系なので、QCD=Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期) を意識しながら日々仕事をしています。

しかし、黙々とエンジニアリングをするだけではなく、ネットワークインフラの装置を購入したり、回線を借り入れるなどの調達業務もあるため、ある程度の交渉や調整力を要します。インフラを守ることが大事な仕事なので全員が社外活動をするわけではありませんが、社外活動に積極的に取り組んでみたい人にはよりできることの範囲が広がるイメージです。

業務を通じて多くの社外人脈を獲得したり、技術系カンファレンスへの登壇や社内ブログなどでの情報発信などを行い「ネットワーク業界にこの人あり」となるチャンスを掴んでいただきたいと思っています。

 

—— 挑戦したい人には大きな可能性がありそうですね。BIGLOBEのこの仕事ならではの環境といえばどのような点が挙げられますか?

 

人にもよると思いますが、自ら動きたい方にとっては組織の規模感が最適だと思います。基本的に、設計・開発・構築・日々の運用を自分たちでほとんど見ています。24時間365日動くシステムなので、保守などは一部アウトソースしていますが、年々規模が拡大しているインフラネットワークを20人以下のメンバーで担っているからです。

規模が大きくないからインフラも弱小かと言えばそうではなく、国内シェアは5位以内でBIGLOBEという名前も世の中に通じることは多い。だからこそ、そこそこの規模の会社で自分のやりたいことを実現したい方にはちょうど良い環境ではないでしょうか。

南 雄一

—— 今いるメンバーはどんなところにやりがいを感じているのかわかれば教えてください。

 

中途採用で他社から転職してきたメンバーの中には、これまで自分の思った通りの業務に取り組めていなかった人もいるかもしれません。そのため、彼らにとっては、自社サービスのインフラを良くするために、自ら課題解決に取り組めるところはやりがいに繋がっているのではないでしょうか。

BIGLOBEは、今日はここを改善していこうという視点を持って創意工夫することを大切にしている会社です。自分たちで未来の目標を定め、そこに向けて努力し成果を出していくイメージですね。

これからのインフラはどうあるべきかと常に考えられる人には最適な環境になっていると思います。

 

世の中をちょっと動かせる面白さ

南 雄一

—— 南さんご自身は、どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか?

 

昔と今とでは違いますが、若い頃は自分の思い描く理想のネットワーク環境を作ることがやりがいでした。当時は1人で担えるインフラ規模だったからこそかもしれません。今は大規模なプロジェクトに複数人で関わったり、技術戦略を練ることが主な役割なので、大袈裟にいうと世の中をちょっと動かすことの一端を担えることですね。

例えば、昔はインターネット事業者は東京に一極集中していましたが、東日本大震災をきっかけに他地域にも目が向けられ、まずは大阪に事業者が集まり東京に次ぐ第二の拠点へと成長しました。その賑わい作りに私も貢献できたかなと思っています。もちろん私1人の成果ではありませんが、業界の関係者と連携してインターネットを良くしていく輪を広げることができました。

過去にはネットワーク関連の新規事業を行う企業をジョイントベンチャーでシンガポールに設立したこともあります。現地の社員を雇ってマネジメントを行ったのも良い経験でしたね。1990年代からずっとネットワークに関わっているので、BIGLOBEでもこのようないろいろな経験を積ませてもらっています。

 

—— 南さんはBIGLOBEでの社歴が長いですが、いつ頃から活動されているのでしょうか?

 

1998年にNECに入社し、当時は一部門だったBIGLOBEの担当者から「君はBIGLOBE向きだね」とたまたま言われたことがきっかけで、それ以来BIGLOBEが独立してからもずっと在籍しています。

何がBIGLOBE向きだったかはわかりませんが(笑)当時の先輩がインターネット業界の有名な方で、実質2年弱しか仕事を一緒にできなかったにも関わらず、働き方や考え方などを叩き込まれたのも幸運なことでした。いろいろな偶然が重なって今があるのです。

 

—— その先輩との関わりの中で印象に残っていることはありますか?

 

30歳前後でキャリアに悩む方は多いと思います。当時の私もご多分にもれず悩んでいた時期だったので、「僕はネットワークだけでも楽しいんだよね」という先輩の一言は、今でも覚えています。

この言葉があったからこそ、私自身もこれから先もずっとネットワーク・インフラに関わる分野でいこうと思うきっかけになりました。結果、現在もこの業界でやりたいこと、乗り越えないといけないことがまだたくさんあるので続けています。



—— 最後に、この記事を読んでいただいた方に伝えたいことがあれば教えてください。

 

BIGLOBEはチームワークが良く、メンバー同士の仲も良い会社です。私の部署も優秀な人たちが自発的に動いていて働きやすい環境があると思います。

24時間365日動き続けるインフラを守ることが一番大事な部署だからといって、目先の対応だけをしているかというと、そうではないことが今回の記事から少しは伝われば嬉しいです。

未来を自らの意思で作り上げる視点が必要だと、メンバーにもよく伝えているのですが、人に言われて動くのではなく、自分はこれをやりたいんだと思える人には最適な職場です。

いろいろ挑戦した結果、インターネットを健全に成長させることに貢献できるようなキャリアをここで歩んで欲しいと思います。

 

—— 本日はありがとうございました!

今回ご紹介した部門では、一緒に働く仲間を募集しています。ご興味のある方はこちらの採用情報をご覧ください。

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