日本有数のインターネットサービスプロバイダーであるBIGLOBE。今回ご紹介するのは、法人向けISP事業(固定回線、付帯サービス)の拡販に向け、企画・設計からプロジェクトを推進していく役割を担うポジション。現在、このポジションでは新たな仲間を募集中です。
そこで、リアライズ事業本部 エンタープライズサービス企画部 プロダクト企画グループの竹政和典と、赤沼英里子にインタビューを実施。部門の体制強化に向けて、どのような方を求めているのか、この仕事のやりがいは何なのかなど、いろいろと話を聞いてみました。(2024/5/9追記 本募集は終了いたしました)
企画から実施まで、スピード感を持って挑戦できるステージ
—— まずは、この部署にて求める人物像について教えてください。
竹政:法人向けISP事業にて、サービスの企画を進めていく方を求めています。事業拡大のために手を打っていきたいので、アイデアを出すとともに、最終的にカタチにすることを大事にしたいポジションです。
社内の関係者が多いので間に入って調整し、プロジェクトを引っ張っていっていけるような方に参加していただけるととても嬉しいです。
竹政 和典(たけまさ かずのり)
リアライズ事業本部 エンタープライズサービス企画部 プロダクト企画グループ
グループリーダー
1997年新卒でNEC入社。法人向けPCの商品企画などに従事。
2010年よりBIGLOBEへ異動し、2014年より法人系の通信サービス企画に従事。
(2023年12月取材時)
業界の経験は必ずしも必須ではありません。未経験でもリーダーシップのある方など、役割に重点をおいた採用を行っています。その点、本日同席している赤沼も、2022年4月に違う業界から入社し活躍しているメンバーなので参考になると思います。
赤沼:私は前職では鉄道会社で駅の改札・窓口業務や乗務員などに5年従事した後、企画業務をやりたいと手を挙げて異動し、そこで4年程企画職を経験しました。具体的には、自治体と協議しホームドアなどのバリアフリー設備や駅前広場を整備するなど、社内外の関係者を巻き込んだ横断的なプロジェクトのマネージャー的な役割を担っていました。
—— 畑違いの業界ですが、どのような経緯でBIGLOBEに入ったのでしょうか?
赤沼:転職を考えたきっかけは、ITや通信業界のプロジェクトのスピード感を経験したかったからです。企画を出してからサービスをリリースするまでがとても早いので、挑戦してみたいと思いました。
またBIGLOBEについては、自宅でプロバイダーとして使っていたため、親しみがあったんです。社員数が550名程度という規模感も、風通しがとても良さそうで、入社の決め手になりましたね。実際、他の部署とも話しやすい距離感ですし、みなさん協力的なので、プロジェクトをとても進めやすい環境です。
赤沼 英里子(あかぬま えりこ)
リアライズ事業本部 エンタープライズサービス企画部 プロダクト企画グループ
2013年に鉄道会社へ入社後、2022年4月にBIGLOBEへ中途入社。
竹政:ITの知識が必要であれば社内の詳しいメンバーに聞きながら進めることもできる職場です。経験や知識も大事ですが、周りとコミュニケーションをしていく姿勢があれば大丈夫だと考えています。
赤沼:社内には営業や開発部門の関係者が多いので、このポジションは周りを巻き込んで自分から主体的に動けるスキルがあるといいですね。
光10ギガ時代に向けて、新しい価値を創出
—— 新たに入社する方にお任せしたい具体的な仕事内容について教えてください。
竹政:法人向けISP事業の拡販に向けた事業戦略全般を担うポジションです。たとえば、営業部門や社外の販売パートナーさまが“売るための仕組み”を作ることが挙げられます。企画した内容をシステム開発の部門に伝えて、実際にカタチにして販売を実現させるプロジェクトを立ち上げ、推進していきます。
プロジェクトオーナーとして、新しい顧客を獲得するまでの一連のプロセスを取り仕切る役割となります。
—— 部門として課題感などはありますか?
竹政:今まで法人向けのISPは、着実に拡大していっているものの急速な拡大には至っていませんでした。しかし、まだ成長の余地はあるので、営業体制の強化をしているところです。事業を伸ばすために必要な打ち手は見えていますが、現在は少人数なので、新しいメンバーと一緒に今まで手が回っていなかったことにも対応できるようにしていきたいですね。
BIGLOBEは個人向けの通信サービスで培ったさまざまな仕組みやノウハウなどが蓄積されています。これらの個人のお客さま向けの仕組みを上手く活用しつつ、法人向けに合った企画を作っていくのが私たちの挑戦になります。
赤沼:直近では、ビッグローブ光10ギガタイプのサービスも開始したので、通信回線とセットでどのように提供していくかの仕組みを考えるのが私たちの役割の一つです。
竹政:今まで1ギガが上限でしたが、10ギガになりさらに高速通信が可能となりました。
12月のリリース後順調な引き合いをいただいており、高速通信へのニーズの高さが伺えます。今後もお客さまのニーズをうまくつかんで流れに乗っていくことが重要だと思っています。
—— この仕事をする上で大事なポイントとは何でしょうか?
赤沼:コミュニケーション力ですね。主に連携するのは社内の関係者です。営業部門が法人のお客さまの要望を聞いた上で、販売計画を立て、私たちがいる企画部門が具体的なサービスをカタチにしていきます。「こうした要件を追加した方がいいのでは」と提案したりと、プロジェクトの上流工程を担っていく位置づけで、そこから開発部門に依頼し、サービスとしてリリースできるように動いていくイメージです。
私は異業界からBIGLOBEに来たので、最初は開発部門の方の話についていくことが難しいこともありましたが、そのようなときは用語の意味を詳しく説明してもらいました。また、営業からあがってくる要望は開発サイドに正確に伝えなければいけないので、営業とすり合わせを細かく行うことも最初は大変でしたね。このようにプロジェクト全体を俯瞰して見ながら関係者を巻き込んでいくのは難しくもあり、面白さかなと思います。
竹政:営業と相談しながら「お客さまにこういう風に見せたいよね」と、企画側で開発担当に理解できるようにまとめて、開発サイドからも「こうした方がいいのでは」とフィードバックをいただきます。それをまた営業に相談したりと、各部署の意見や要望をすり合わせる作業が出てきます。
通信サービスは単品だと各社あまり大きな差がつかないので、オプションサービスと組み合わせて提供するなど、BIGLOBEならではの差別化をどのように出していくかは企画の腕の見せ所です。
赤沼:私の場合は、過去のプロジェクトの企画書資料を確認しながら、以前はどうやって進めていたのかキャッチアップしています。周りにもプロジェクトマネージャーがたくさんいるので、経験者に聞くことも大事ですね。自分で調べてもわからない点は周りが教えてくれる環境なのが当社の良いところかなと思います。
—— 仕事のやりがいはどのようなところに感じていますか?
赤沼:一つのプロジェクトをスピード感を持って主体的に動かせることですね。前職は組織の規模が大きく、数十年単位のプロジェクトの中、2〜3年ごとに異動もあったため、最初から最後まで一つのプロジェクトに携わることが難しかったのです。その点、BIGLOBEは一つのプロジェクトを任され、進捗を見ながら臨機応変に動けるので、サービスをリリースできたときに達成感ややりがいを感じることができています。
竹政:プロジェクトを進めていく中で、部門間の距離が近いことはやりがいにつながるのではないでしょうか。私自身、関係部門とディスカッションした結果、顧客獲得につながるようなケースを多く経験し、そういうときはこの仕事をやっていて良かったなと感じます。
チームビッグローブを大切にしながら、共に成長していく
—— BIGLOBEならではの強みは、どういったところにあると感じていますか。
竹政:通信事業を長年にわたり行っている会社なので、確かな品質でサービスを提供できるところです。老舗企業だからこそ、経験豊富なネットワークなどの技術部隊がいて、いろいろと工夫しています。また、そのノウハウや最新の情報を社内に共有する場があり、話を聞いていると細部まで考えられてサービスを提供しているんだなと感じます。私たちは、それを上手く世の中の人々に使ってもらうことで貢献していきたいと考えています。
赤沼:私自身、学生時代からBIGLOBEをプロバイダーとして使っていたので、30年以上サービスが続いていることはすごいことだと感じています。業界内で名前を知られている方が同じ職場にいるので刺激もあります。最近、社内でAIツールが導入されることになったので、有識者に話を聞いてみようと有志の企画メンバーで勉強会を開きました。そういったことが気軽にできたり、フランクに教えてもらえる環境があるのはありがたいですね。
竹政:いろいろな部門の方が協力しあって事業が成り立っています。年数を経るごとに、この事業にはこんな背景があったんだと気づくことも多く、感謝する機会も多くありますね。
—— チームビッグローブになれるところが、BIGLOBEの良さでもありますね。
赤沼:私は、入社後すぐに新規事業の創出プロジェクトに参加しました。社内の有志で集まって、部門も年代もバラバラの中で、若手社員もしっかり意見を持っていてすごいなと感じました。年齢やバックボーンを問わず気軽に意見を言い合える環境があり、開発や営業はこういう視点を持っているんだなと勉強になりました。チームで話し合えるカルチャーがあるのはいいですよね。
また、職場の環境面や制度面でも働きにくいと思ったことはありません。働く上で男女差を感じたこともないですし、有給休暇とは別にもらえるファミリーフレンドリー休暇(自分や家族の体調が優れないときや、子どもの学校行事の際などに利用可能)は前職ではなかった制度です。現在は基本的に在宅勤務とオフィス出社が併用可能ですし、忙しいときには残業もありますが、普段はメリハリをつけて仕事ができる環境があります。
竹政:繁忙期は季節というよりは、外部パートナーさまと協業するプロジェクトで課題解決に向けて集中的に対処する場合などです。ただ、周りのみんなと一緒に対応するので、一人だけで頑張るということにはならないので安心してほしいですね。
—— 最後に、この記事を読んでいただいた方にメッセージがあればお願いします。
赤沼:私自身、異業界からの転職で、ITに関する知識がないところからのスタートでしたが、周りのみなさんが協力的だったのでやってこられました。もちろん、常に新しいことをキャッチアップしていく必要はありますが、気負わず挑戦できています。経験より挑戦する気持ちを大事にしてほしいですね。また、現在はベテラン社員が多いので、私と同世代の方と一緒に働けると嬉しいです。
竹政:世の中は常に変化しています。通信事業者は国の方針に基づいてサービスを提供しているので、業界の大きな流れもあれば、コロナ禍など世の中の急激な変化もあります。その流れを掴んでチャンスに変えていくことが重要です。そのためにも、状況をみつつ周りと協力しながら仕事を進めていってほしいですね。
—— 本日はありがとうございました!
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