オンボーディングで早期立ち上がりを応援～横のつながりを強化するワイガヤ研修 - BIGLOBE Style

こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。

BIGLOBEではコロナ禍の2020年度～2022年度の間に、中途・新卒合わせて111名の仲間が入社しました。しかし、コロナ禍ゆえ在宅勤務をメインとしていたため、周囲と円滑なコミュニケーションをとることが難しい状況でした…。

そこで、そのようなメンバーに一日も早く仕事や環境に馴染んでいただくため、当社では人事部主催のオンボーディングを定期的に開催しています💪

今回の記事では、先日行われたその施策のひとつ「中途・新卒入社ワイガヤ研修」の様子をレポート形式でお届けします！

部門の垣根を超えた横のつながりを強化
中途・新卒入社ワイガヤ研修～コンシューマ編～
ワークショップ～チームでアイデアを発散
研修の締めは座談会でさらに深掘り
主催者インタビュー
2025年卒向け新卒採用について

「中途・新卒入社ワイガヤ研修」概要

・対象：2020年～2022年度中途・新卒入社社員
・プログラム：
　①アイスブレイク（自己紹介）
　②講話
　③ワークショップ
　④座談会

部門の垣根を超えた横のつながりを強化

「中途・新卒入社ワイガヤ研修」の開催場所は本社のフリースペース「大地」。
スケジュールの都合で来られなかったメンバーもいますが、かなり集まっています！総勢40～50名位でしょうか。

主催の人事部によるプログラム説明のあと、くじ引きで組んだチーム毎に自己紹介をしながら交流を深めます。自部門メンバーとは面識があっても、隣の部にはどのようなメンバーがいてどういった仕事をしているのか把握できていないこともありますよね。この研修では、部門を超えた横のつながりを強化して、業務上の連携をとりやすくすることも目的のひとつとしています。

この研修はこれまでにも何度か開催しています。その時のテーマはというと…。

・先輩からBIGLOBEの歩き方を学ぶ
・BIGLOBE事業の成り立ちを知る
・現在、未来のBIGLOBEを知る
・BIGLOBEのサービスを理解する
・「ビッグローブマインド（BIGLOBEの行動指針）」について理解する

など、「会社全体の理解」についてがメインでした。

そして、今回のテーマは『BIGLOBEの商材をどう売っているのか〜コンシューマ編〜』。会社の全体像を理解した上で、各部門がどのような役割を担って仕事をしているのか理解を深めていきます。

今回登壇したのはWebマーケティング部門とコンシューマ営業部門。座学という雰囲気ではなく、クイズを用いたりユーモアを交えたりして興味深いリアルな話を聞くことができました。講話の内容は割愛しますが、概要と参加者アンケートを一部ご紹介します。

中途・新卒入社ワイガヤ研修～コンシューマ編～

まずはWebマーケティングを担うオンラインセールス部の講話からです。「お客さまの心理や行動を分析して、お客さま目線で日々施策を考え改善している」という、お客さまへサービスをお届けするための過程や仕組みについて話がありました。

オンラインセールス部の講話を聞いて（アンケートから抜粋）

・Webマーケティングにおいて、購入までのステップを顧客目線かつ細かに分析していることが印象的でした。自分の業務でもお客さま視点を大切にしたいです

・データに基づいて日々PDCAを回していること、お客さま目線で場面に応じたさまざまな工夫をしていることがとても勉強になりました。

・自身が担当しているシステムの上流で、どのようにお客さまへつながっているかを知ることができて参考になりました。

・普段接している部門ですが、改めて業務内容を整理できて有意義な時間となりました。

続いては、コンシューマ営業統括部の講話です。販売チャネル構成の紹介から販売実績、そして、営業部門が担う幅広い領域の仕事内容（商談、実績分析、販売スタッフ管理、販促物制作など）の説明がありました。

コンシューマ営業統括部の講話を聞いて（アンケートから抜粋）

・販売員の方のスキルやモチベーションを高める工夫や、地道ともいえる努力を日々していることがとても印象に残りました。

・リアルチャネルでの拡販に関して、店舗との関係構築から認知度向上まで幅広く責任持って取り組まれていることが印象的でした。自分自身もそのように対応することを、再認識するきっかけとなりました。

・BIGLOBEを支えてくださっている多くの営業や店舗スタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

・自部門の取り組みを、部を横断してたくさんの方に知ってもらえて良かったです。

ワークショップ～チームでアイデアを発散

講話を聞いた後はワークショップです。ワークショップでは「お客さまに申し込んでいただくには」「アピールすべきポイントは何か」「長くご利用いただくには」というお題について、各チームでアイデアを出し合い発表してもらいました。

価格面の優位性やインパクトのあるキャンペーンを打ち出すなどさまざまなアイデアが出る中、「自分たちの業務で貢献できることはないだろうか」という視点でアイデアを出したチームも。その発表を聞き、登壇者からも「直接商材の販売に関わらずとも、お客さまにお届けするまでには何かしらつながっているので、その意識はぜひ持っていて欲しいですね」とコメントがありました。

ここで研修は一旦終了です。このあとは都合がつく方同士でさらに交流を深めましょうということで、飲食ありの座談会に突入です！

研修の締めは座談会でさらに深掘り

コロナ禍のためずっと控えていた職場での宴。…久しぶりに実施できました！

筆者も参加させてもらいましたが、お互いの業務内容を話したり、趣味の話をしたりと、とても楽しい時間を過ごせました。

最後に、開催を手掛けた人事部の高野に話を聞いてみました。

主催者インタビュー

―――オンボーディング施策「中途・新卒入社ワイガヤ研修」を開催した背景を教えてください。

コロナ禍入社のメンバーは、他部門のメンバーと対面で会える機会がほとんどなく、知り合えたとしても業務で関わる人のみでした。加えて、中途入社だと同期という心強い存在がいないので、そもそも横のつながりを持ちづらい状況です。

実際に入社後のアンケートでは「部門の垣根を超えて交流したい」「同世代や同じ境遇の知り合いが欲しい」といった意見が大半でした。

早く会社に馴染んで活躍いただくには、やはりその問題を少しでも解決する必要があると思い企画したのが、この「中途・新卒入社ワイガヤ研修」です。

もちろん配属グループでのサポートはありますが、本研修は会社全体を見渡せるオンボーディング施策という位置づけになるかもしれません。

BIGLOBEのことを学びながら、同時期に入社したメンバー同士で横のつながりを深めることで各々の業務も進めやすくなると思います。結果的に、みなさんのエンゲージメントの向上につながれば嬉しいです。

―――当初この研修はオンラインで行っていましたよね。

そうですね、コロナ禍ではオンラインで実施していました。しかし、オンラインだと複数人とコミュニケーションを取るのが難しく、どうしても一方通行になりがちです。そのため、コロナが落ち着いてきたこのタイミングでリアル開催に切り替えました。やはり、このようなイベントは実際に顔を合わせての開催が効果的だと改めて感じています。

―――「中途・新卒入社ワイガヤ研修」を開催してみていかがでしたか？

対面実施の良さだと思いますが、意見や質問も活発に出て、まさに「ワイガヤ」といった感じで交流できました。

参加者のアンケートを見ても総じて好評で、中には自身の業務をふりかえり、何か貢献できることはないかといった意見もありました。

登壇者側からも「自部門の仕事を知ってもらえて良かった」「社内の連携強化や相互理解に役立てて良かった」とコメントをいただき、双方にとって得られるものがあったかと思います。

課題としては、参加者が毎回同じメンバーとなる傾向にあるので、まだワイガヤ研修に参加したことがないメンバーにもぜひ参加していただきたいですね。

―――現場で講話を聞かせてもらいましたが、私自身知らないことが多かったので、既存社員にもぜひ聞いて欲しい内容だと思いました。

この研修の動画自体は社内ポータルの「Biglober-to-Biglober（通称：BIG2BIG）」という社員同士で教え、学び合うスペースにコンテンツとして置いてあるので、社員の方ならどなたでも閲覧可能としています。本研修の対象は中途・新卒社員ではありますが、既存社員にも知って欲しい内容が豊富なので、ぜひ多くの社員に見ていただきたいですね。