BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

緊急レポート第1弾「在宅勤務はじめました」(人事部門編)

こんにちは。BIGLOBE Style編集部の吉田です。

BIGLOBEは新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるために2/17から時差通勤を行っていましたが、状況を鑑みて緊急対策レベルを上げて2/27から在宅勤務を一部実施しています。不要不急の大人数での打合せは自粛し、一気にWeb会議が拡がっています。

f:id:yoshitomotomo:20200228120624j:plain
Google Meetでの人事部ミーティング風景。
コロナウイルス対策により会社から配布されたマスクを着用しています。


BIGLOBEでは自宅のPCに専用USB機器を挿して、ネットワーク経由で会社のPCにリモートでアクセスして業務を行います。
 

BIGLOBE在宅勤務


これまでBIGLOBEの在宅勤務は育児介護中の社員が対象でしたが、今回、新型コロナウイルスの対策として臨時的に全社規模の在宅勤務へと拡大しました。
そこで、実際にやってみてどうだったのか、人事、エンジニア、営業の社員による体験談を3回に渡ってお届けします!


まずは第一弾として、人事である私自身のレポートからお届けします。

今回の突然の休校要請、お子さんのいらっしゃるご家庭はさぞかし対応が大変だったのではないでしょうか。我が家にも小学校低学年の子どもが2人おりますので、その時家族や会社はどう対応したのか、併せてご覧ください。

緊急レポート第1弾「在宅勤務はじめました」(人事部門編)

氏名:吉田朋子(よしだともこ)
所属:経営管理本部 人事部
役職:担当
仕事の内容:人事関連業務

 
Q1.普段どんな仕事をしていますか?

主に人事関連の手続きと、採用活動の活性化を目指した仕事をしています。最近では2019年12月に開始しました今ご覧いただいているメディア「BIGLOBE Style」の編集部員として当社社員にインタビューを行い、記事を書いたりしています。この記事も在宅勤務中に書いています!

 

Q2.在宅勤務を行う前の期待や不安はありましたか?

BIGLOBEでは、2019年4月から育児介護中の社員に限り在宅勤務が認められています。我が家には小学校低学年の子どもが2人おりますので、制度開始とともに利用手続きの申請をしました。
私の場合、自宅から職場まで片道90分以上かかるので、子どもの学校行事の開始時間が午後一だったりすると半日休暇では間に合わず、1日休暇を取得しなくてはなりません。
そのため、在宅勤務を利用すれば移動時間に左右されず、半日在宅で仕事、半日子どもの行事といった有効な時間の使い方ができるという期待がありました。
その反面、うまく接続できなかったらどうしよう、職場とのコミュニケーションは取れるのか、はたして自宅で集中できるのだろうかといった不安も…。

 

Q3.実際に在宅勤務をしてどうでしたか?

初めての在宅勤務では不安が的中してしまい、接続失敗。その日は残念ながら1日休暇となりました。その後、当社のITチームに問題を解決してもらい、万全の態勢でリベンジに臨むことに。
いざ、再び在宅勤務の日。その日は午後一で学校行事があったので、午前中は在宅勤務、午後は半日休暇としました。
心配性なので、始業開始のずいぶん前から接続。無事接続を確認してから、一通りの家事をして子どもを学校へ送り出し、テレビを消して、お茶を用意してスタンバイ。そうやってオンオフの切り替えをし、在宅勤務を開始しました。
職場のように声をかけられることもないので思った以上に集中でき、職場とのコミュニケーションはチャットでやりとりできるので、問題なく業務ができました。

 

f:id:yoshitomotomo:20200229114727j:plain 
通常の在宅勤務風景(イメージ)。今回は掲載用に子どもに撮影してもらいました。

 

Q4.在宅勤務をして良かったことは?

半日の私用のために、1日休暇をとらなくていいこと。
外に洗濯物や布団を干せること。休憩時間や息抜きの時間を利用して取り込めます。
そして何より、通勤で長い時間満員電車に揺られることがないのは、体にも心にも優しいですし、その分の時間を有効に使えます。空いた時間でできることはたくさんありました。
まず、子どもと一緒に朝食がとれること。普段は子どもの朝食は作るものの、自分は食べる時間がなく急いで家を出ています。「行ってきます」じゃなく「行ってらっしゃい!」と学校への送り出しをしてあげられること。始業前に家事ができること。焦って夕食を作らなくていいこと。…良かったことを書きだすときりがないかもしれません。

 

Q5.困ったことはありましたか?それをどう解決したのでしょうか

職場の自席に社員が問い合わせに来たときのために、机上には「本日在宅勤務中」と連絡先を記した紙を置いておき、別途チャットで回答をしています。また、職場にいるメンバーに対応してもらうなど協力してもらっています。

 

Q6.在宅勤務をしてみて業務や働き方について気づいたこと、変わりそうなこと、変えていきたいことはありましたか?

私の業務は在宅勤務では扱えない類のものがあります。外へ持ち出すことが禁止されている個人情報を扱う業務や、出社して行う必要がある紙の伝票処理などがそれにあたりますが、そういった業務は「この日に出社してまとめて行う」と決めておけば、在宅でできる仕事は案外多いのだなということに気づきました。
また時間に余裕ができることで、生活の質はかなり向上すると思います。今回全社的に実施してみて、そう感じた人も多いのではないでしょうか。
いずれ、通常時も全社的に利用できるようになると良いなと思いました。

 

Q7.趣味や副業、家庭など、仕事以外へのワークライフバランス的な効果はありましたか?

在宅勤務は、仕事、家庭、どちらも犠牲にすることがない制度と思います。時間に余裕ができることで子どもに寄り添った子育てができる上に、空いた時間で仕事に関する情報を収集することもできますので相乗効果はあると思います。

 

Q8.同僚、家族、周りの反応はいかがでしたか?

子どもは、「早く支度しなさい!」と怒られないことや、登校班まで送ってくれることが嬉しいようです。

今回、新型コロナウイルスの対策として臨時的に全社規模の在宅勤務へと拡大されましたが、同僚はもちろん、従業員の中には在宅勤務ではできない業務の人や、在宅勤務をする準備が整っていない環境の人もいます。そういった不公平感は否めません。

 

Q9.在宅勤務の1日(タイムスケジュール)

 5:30- 起床、身支度、朝ごはんの用意
 6:30- 子ども起床
 7:45- 子ども登校、朝ごはんの片づけ、洗濯、掃除
 9:00-  業務開始/メール対応、人員報告データ作成
10:00- BIGLOBE Style画像編集作業、原稿作成
12:00- 昼食
13:00- グループミーティング(Google Meetでビデオ会議)
14:00- 社員紹介制度に関する社内ブログ作成
14:30- 入社社員オリエン資料の作成やE-Mail作成依頼
15:00- 全社規程の改定、それに伴うシステム改定依頼書、全社通知作成など
16:30- 業務終了(育児短時間勤務)/夕食の準備

突然の休校要請。その時、家族や会社はどう対応したの!?

突然の小中高休校要請。仕事どうなるの?子どもはどうしたらいいの?と混乱した方も多かったと思います。

我が家の子どもたちは民間学童へ通っていますが、上の子に関しては、「3月から1人で留守番できるか様子をみてみよう」と休会届を出した矢先のことでした。
いきなり朝から晩まで留守番させるのはさすがにハードルが高い…。

そんな中、休校要請があった翌日にBIGLOBEでは子どものいるママ社員のグループチャットで各々の情報や困っていることを提示し、それを会社が吸い上げ問題を解決しようとする動きが始まりました。
BIGLOBEの在宅勤務は通常、育児中の子どもが自宅の同室にいる状況での勤務は認められていませんが、休校要請を受けて例外として認めると迅速に判断。そのような柔軟な対応は本当にありがたかったです。

そして休校中の働き方について家族と相談し、夫婦交代で在宅勤務をしながら子どもを自宅で過ごさせることにしました。
とはいえ、勤務中ですから、子どものお昼ご飯をゆっくり作っている暇はありません。近所にはレストランもコンビニもないので、とりあえずお昼ごはんの確保として冷凍食品を買うところから準備しました。
自宅での過ごし方は、この機会に計画性を養って欲しいと思い、子どもたち自身でその日のスケジュールを立て、それに沿って過ごしてもらうことに。

さて、実際子どもがいる中での在宅勤務はどうだったかというと、通常の在宅勤務よりは雑音が入るので集中力は多少欠けます。そして子どもはお腹が空くのが早い…。11時位には「お腹空いた」とつぶやき始めました(12時になるまで待ってもらいましたが)。

トータル的には子ども2人で仲良く勉強したり遊んだり、小声で話したりなどして、親が家で仕事をしていることを気にかけてくれていたようです。きっと、もっと小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は仕事に集中するのに一苦労あるのかもしれないですね。

この休校が延長されるのか、どうなるのかまだ分かりませんが、会社が柔軟な対応をしてくれることによって安心して仕事ができますので、本当にありがたいと思っています。

次回の在宅勤務レポートは、「エンジニア部門編」をお届けします!

 

style.biglobe.co.jp

 

style.biglobe.co.jp