BIGLOBEの「はたらく人」と「トガッた技術」

BIGLOBEの2030年ビジョンを考える(前編)🌏今までの活動レポート!

こんにちは! BIGLOBE Style編集部の森山です。

BIGLOBEでは、2022年6月より「2030年のビジョン」を考えるプロジェクトをスタートしました。 会社の将来を担う各部門の代表者が集まり、社員自身が自分たちで腹落ちするビジョンをじっくり考えるために、1年ほどの長い期間をかけてビジョンについて学び、作り上げていこうとしています。

その活動の中で、7月5日から7月7日に合宿型ワーケーションを実施しました。 かく言う私もそのメンバーの一員です。今回・前編では、そもそもなぜビジョン策定をするのかと、ワーケーション前までの活動をメインで取り上げ、活動レポートをお届けします♪

次回・後編では、弊社が行ったワーケーションでのビジョン策定活動の様子をご紹介していきます。

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2030年のビジョンとは?

世の中の流れは速く、5年後10年後がどうなっているかはわかりません。 そのときにBIGLOBEとしてどんな会社でありたいか、考えなければいけない。 そこで必要なのが長期的なビジョンだと考え、この活動をスタートしました。

ビジョンを中心として、役割分担で線を引かず相互に良い影響を与え合えるひとつのチームになる。周りとの壁がなくなり、部分最適ではなく全社で切磋琢磨していく。 ビッグローブマインドで言うと、チームビッグローブです。 「会社全体がチームビッグローブになっていく」それがこのビジョンの役割のひとつです。

2030年のビジョンは、BIGLOBEで働く皆のビジョンです。だから部門横断でつくり始めたことも大切な要素だと考えています。どこで決まったかわからないような、上から降りてきたビジョンには共感のしようがないですよね。もし共感される必要が無いのなら、少人数でサクッと作ることも可能です。でも、それでは意味がない。共感を生み出すためにどうすればいいのか考えたうえで、横断チームで作り上げることとなりました。

しかし、横断チームをつくっただけでは不十分です。横断チームのメンバーはそれぞれの部門の代表。代表としてうまく組織全体を巻き込んでいかなければいけないと感じています。社員全員を巻き込んでいく作戦はこれからメンバーと考えながら活性化していければと思います。

ビジョン策定チームのメンバーは本務も忙しい中で時間を捻出し、会社の未来を真剣に考え、本音で課題を議論をしています。その熱量を会社全体に伝え、「共感」できるビジョンを作成していきます!

これまでの活動紹介

ビジョン策定活動は毎週実施しており、7月のワーケーションまでのあいだに5回ほどの活動がありました。 今までの活動について、紹介させていただきます♪

第1回目

これから私たちが作ろうとしているビジョンとは何なのか?

第1回ではビジョンそのものに対する理解を深めるために「他社の2030年ビジョンを調べてきて共有する」というワークを実施しました。

ビジョンとは何なのか?どんなビジョンがいいのかを議論しました!
 

第2回目

第2回目は「ビッグローブの現状の方針を理解する」というテーマのもと、21年度の中計を理解する時間でした。

リーダーから意思決定のプロセスの説明をうけて、それぞれがどのように感じたか?どのようにとらえ、認識しているのか?について対話しました。 メンバーの所属によってはやはり見え方が違っていたり、お互いの目線から意見をぶつけ合うことができて非常に良い機会となりました。

「現状の方針ができあがるプロセスを知れて、危機感や使命感がわいてきた」 そんな感想も聞けました♪

第3回目

BIGLOBEのビジョンを決めるには、BIGLOBEのことを知らねばならぬ――ということで、3回目はBIGLOBEの事業を取り巻く環境を分析。 外部環境を分析するためのフレームワークにはPEST分析や5Forces分析などがありますが、PEST分析を使ってBIGLOBEの事業を取り巻く環境を考察してみました。
 

加えて、リーダーからビジョン策定メンバーに対してBIGLOBEの歴史(1986年~)をご説明いただきました。 メンバーの中にはBIGLOBEの歴史についてあまり詳しくない若手や中途社員が多数含まれるので、知らなかったことも多数。

たとえば、BIGLOBEの社名の由来が紹介されたところかなり盛り上がりました。

BIGLOBEの社名には……
BIG + GLOBE(大きな地球)

BI + GLOBE(二つの地球=リアルとバーチャルを繋ぐ)
という二つの想いが込められているそうです。トガってますよね。

第4回目

3回目で外部環境の分析を行ったので、4回目では内部環境の分析を行いました。 今後、更に視座・視点を広げて深堀していく予定ですが、一度現時点での分析を実施。

BIGLOBE内にもすでにたくさん強みがあって、どこを優先して伸ばしていくか また、弱みを踏まえてどんなところを変えていくのかなど‥‥ 将来的にはそこを議論していきたいですが、今回は発散の時間として、各メンバーが部門で聞いてきた「自部門の良いところ・改善点」を共有し合いました。
 

第5回目

5回目の活動では、スキャニング・マテリアルを考えてきて共有を行いました。 ビジョンを考えるにあたり、10年後に訪れる生活者や社会の変化をバックキャストでデザインすることが目的です!

フォーキャスティングだと不確実性や非連続性に弱いため、VUCAの時代において想定外の変化に備えるという意味も込めてバックキャスティグを採用しています💡



スキャニング・マテリアルから未来シナリオを作るのですが、ワーケーションでそれぞれ考えてきた未来シナリオを共有するため、今回はスキャニング・マテリアルをお互いに共有し合う場としました。

まとめ

参加メンバーは普段の業務も頑張りつつ、ビジョン策定活動へ参加しています。 やはりいつも使っている頭とは違うところで考えたり、かなり視野を広げて思考していく必要があるので苦しんでいる場面も多々見受けられます。

また、同じBIGLOBEのメンバーだとしても、部門が違ったり初めて会う人同士もたくさん! チームとしては未熟なので、そういったチームビルディングの目線でもまだまだ伸びしろがあります。

そういう部分も成長しながら、さらに全社を巻き込んで素晴らしいビジョンを作成するために頑張っていきたいと思います✨
次回はワーケーション! これまでの活動を活かし、いよいよプロトタイプの作成を行います。楽しみですね♪ ぜひ、後編も読んでいただけますと幸いです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。